ジャスティの燃費性能は？カタログ燃費と実燃費を比較！（2016年～現行モデル）

生活の足として使用する車は、使い勝手や安全性はもちろん、燃費性能も確認しておく必要があります。なぜなら燃料費は車の維持費の大きな部分を占めることに加え、一定の基準を超える燃費性能を有する車は車関連の税金の減免措置が受けられることもあるからです。

ここでは、スバルのコンパクトハイトワゴン「ジャスティ」の燃費性能についてご紹介します。

ジャスティのWLTCモードカタログ燃費・実燃費はこちら

駆動方式　　　カタログ燃費（km/L）　　　実燃費（km/L）　　　

2WD　　　18.4　　　---　　　

4WD　　　16.8　　　13.8　　　

ライバル車のスズキ「ソリオ」と比較すると燃費性能ではソリオに後れを取っている

ボディの高剛性化やサスペンションの剛性アップにより優れた操縦安定性を実現している

ジャスティの燃費性能の特徴

ジャスティはダイハツ「トール」のOEM供給を受けてスバルが販売するモデルであり、開発・生産はダイハツが行っています。そのため搭載されるエンジンはスバルの特徴ともいえる水平対向エンジンではなく、1.0Lの直列3気筒エンジンです。

優れた燃費性能を有していながらも登坂もスムーズにできる馬力を備えているほか、街なかでは気持ちの良い加速が実感できます。

ジャスティのカタログ燃費

ジャスティは、現行型の登場時は1.0LNAエンジンに加え、よりパワフルな1.0Lターボエンジンをラインナップしていましたが、2020年９月の改良時にグレードが整理され、ターボエンジン搭載グレードが廃止されました。そのため2023年11月現在、エンジンは1.0LNAエンジンのみになっています。

ジャスティのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

駆動方式　　　カタログ燃費（km/L）　　　

2WD　　　18.4　　　

4WD　　　16.8　　　

ジャスティの実燃費

ジャスティに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、ジャスティの実燃費（2023年11月11日時点）は以下のとおりです。

駆動方式　　　実燃費（km/L）　　　

2WD　　　---　　　

4WD　　　13.8　　　

WLTCモードは実際の車の使用環境に近い状況で計測するため、従来日本で使用されてきたJC08モードよりも現実的な実燃費に近い数値が出るといわれていますが、それでも若干実燃費が悪化するのが一般的です。

ジャスティの4WD車においても悪化が見られますが、極端に大きな差ではないため許容できる範囲内といえるのではないでしょうか。

ジャスティとライバル車の燃費を比較

ジャスティのライバル車としては、スズキ「ソリオ」があります。ここでは、ソリオとジャスティのカタログ燃費を比較してみましょう。

スズキ「ソリオ」

出典：スズキ「ソリオ」走行・環境性能

利便性が高く、軽スーパーハイトワゴンのように使用できる5人乗りのモデルとして人気を集めているスズキ「ソリオ」。現行型はガソリン車に加え、発進時や加速時にモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッド車、さらにEV走行が可能なハイブリッド車をラインナップしています。

ソリオのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード　　　駆動方式　　　カタログ燃費（km/L）　　　

G　　　2WD　　　19.0　　　

4WD　　　17.8　　　

HYBRID MX

（マイルドハイブリッド）　　　2WD　　　19.6　　　

4WD　　　18.4　　　

HYBRID MZ

（マイルドハイブリッド）　　　2WD　　　19.6　　　

4WD　　　18.4　　　

HYBRID SZ

（ハイブリッド）　　　2WD　　　22.3　　　

ジャスティとソリオの燃費を比較すると、ソリオがジャスティよりも低燃費であることがわかります。

ジャスティの走行性能・乗り心地

出典：スバル「ジャスティ」フォトギャラリー

ジャスティは全高を高く取ったハイトワゴンですが、ワイドスタンスの実現、さらに高剛性化したボディの採用、サスペンションの剛性アップなどにより優れた操縦安定性を実現しています。そのため高速走行のコーナリングや車線変更時などでもふらつきを感じにくく安定しているので、ドライバーは無駄なステアリグ操作をすることなく安心してストレスフリーなドライブが楽しめます。

また、ボディの随所に吸遮音材を配置して外部からのノイズの侵入を抑制するなどの工夫によってロードノイズをはじめエンジン音やこもり音を低減し、高速走行時でも会話が楽しめる静粛性を実現しているのも特筆ポイントといえるでしょう。

燃費性能はよく確認を

ジャスティにはハイブリッド車の設定がないためライバル車と比較すると燃費では後れを取っていますが、それでも2WD車のカタログ燃費は18km/Lを超えており、日常生活で使用する車としては問題ない燃費性能を備えているといえます。

ガソリン代は車の維持費の中で大きな割合を占めるうえ、生活に車が欠かせない環境であれば節約が難しい場合もあります。車選びの際には燃費性能をよくチェックし、納得のいく1台を選びましょう。

よくある質問

Q1：ジャスティのカタログ燃費はどのくらい？

A：ジャスティに採用されているエンジンは1.0L直列3気筒NAエンジンのみで、WLTCモードカタログ燃費は2WD車が18.4km/L、4WD車が16.8km/Lです。

Q2：ジャスティの実燃費は？

A：ジャスティの4WD車の実燃費は13.8km/L。カタログ燃費とは差がありますが、これはジャスティに限ったことではなく、どのような車であっても実燃費はカタログ燃費よりもある程度の悪化が見られるのが一般的です。ジャスティではそれほど極端な差ではないので許容範囲内といえるでしょう。

Q3：ジャスティとライバル車の燃費を比較すると？

A：ジャスティのライバル車としては、スズキ「ソリオ」が挙げられます。ジャスティとソリオのカタログ燃費を比較すると、ソリオがより低燃費を実現しています。

※この記事は2023年11月時点の情報で制作しています