最近のクルマでも顔面スワップはできる
クルマの顔ともいえる、ヘッドライトやグリル、パンパーなどを他車から流用するカスタマイズのことを、「顔面スワップ」という。
合法カスタマイズなのに拒否されることも! 正規ディーラーに入庫できない改造車の条件とは
ひと昔前に、日産の180SXにS13型シルビアの顔を移植した“シルエイティ”(その反対の“ワンビア”)などが流行ったが、いまのクルマでもやろうと思えばけっこうできる。
例えば、日産のR35GT-Rのフェイスを、M35ステージアに移植したり、トヨタの86にBRZの顔、あるいはその反対とか、200系ハイエースの3型に4型のフェイスに移植するといったのもある。
また、2019年にトヨタが、田原工場40周年記念に製作して話題となった、ランドクルーザー・プラド(3ドア)に、新型のレクサス「GX」の顔をフェイスリフトした一台も記憶に新しい(このクルマはパワートレインもレクサス「RC F」の5.0リッターV型8気エンジンとミッションを移植)。
センサー類がバンパーに埋め込まれているようなクルマは難しい
可能性としては、兄弟車であるBMW Z4とトヨタのGRスープラのスワップというのもこれから出てくるかもしれない。
ほかにも、現行の50プリウスに、レクサスのスピンドルグリルを流用するようなボディキットを発売していたメーカーもあるし、軽自動車でもメーカーの枠を超えて、スズキのワゴンR(MC22S)に、ダイハツ・ムーヴ(現行モデル)のフェイスを移植した例などもあった。
モノコックボディのクルマの場合、バンパーやグリルなどは、ボディ剛性や乗員保護性能にほとんど影響はないので、灯火類の位置や配光、車体寸法などがクリアできれば、保安基準の範囲内で、いまのクルマでも顔面スワップ可能といえる。
ただ、衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールのためのレーザーレーダーなどのセンサー類がバンパーに埋め込まれているようなクルマになると、それを流用するのは困難かもしれない。
アイデアとセンス次第で、スポーティーカー、セダンだけでなく、ミニバン、SUV、軽自動車、さらには輸入車と国産車の顔面スワップなど、いろいろなカスタマイズが考えられるので、保安基準を守って、安全装備を活かしたうえで、個性的な顔面スワップを楽しんでみるのもいいかもしれない。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタ新型「コンパクトSUV」発表! 驚きの”レクサス顔”に進化!? 顔面刷新の”最売れモデル”「カローラクロス」亜で登場
日本の平均年収約458万円!? 「ポルシェ“911”は買えないのでしょうか。」 最低必要な年収はどのくらいなのか
レクサス最上級ミニバン「LM」に待望の6座仕様の“バージョンL”を追加! 価格は1500万円から。
家の駐車場からの「はみ出し」は違反なの? 「タイヤ1個は?」 どれだけ道路に出るとアウト!? 道交法の答えは
たった数百円の輪っかがクルマの走りを激変させる! ホイール交換の際に装着してほしい「ハブリング」ってどんなパーツ?
「デコトラ=ど派手な改造=違法」は偏見でしかない! いまほとんどのデコトラが「合法改造」に収めているワケ
「タクシーの寿命」なぜ長い? 自家用車の約4倍も“長持ち”!? 過酷な使われ方をしてるのにガンガン走れる理由とは?
免許取得したてで「高級ミニバン」購入!? 「初心者」マーク貼付けた“斬新な姿”に「なかなかいないですよ」 芸人、エハラマサヒロが実車を公開!
めちゃ流行ってる「謎のギラギラ」なんのため? 超高級車の証!? 知ってるようで知らない「キラキラパーツ」の正体とは
中国市場はまだまだEV化の流れが止まらなかった! 内燃機関からPHEVを介してEVシフトするシナリオの中身
みんなのコメント