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歴代初採用の「ボタン式シフト」実際どう? 新型「ステップワゴン」賛否! 速攻試乗した人からは「面白い」の声も

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歴代初採用の「ボタン式シフト」実際どう? 新型「ステップワゴン」賛否! 速攻試乗した人からは「面白い」の声も

■新型ステップワゴンのボタン式シフトに早くも賛否両論!?

 2022年5月26日、ホンダの主力ミニバン「ステップワゴン」の新型が正式発表されました。
 
 SNSでは早くも「実車をみた!」との声も聞かれますが、なかでも「ボタン式シフト」に関する印象が目立ちます。

【画像】「これがシフトなの!?」新型ステップワゴンの先進的な内装写真を見る(30枚)

 新型ステップワゴンは、先代モデル同様に1.5リッターガソリンターボ車と、2リッターハイブリッド車「e:HEV(イーエイチイーブイ)」の2タイプが設定されます。

 リアにe:HEV車のみ専用エンブレムが備わる以外、両タイプで外観上の違いはありませんが、内装は大きな差があります。

 それは「シフト」です。

 e:HEV車のシフトには専用の「エレクトリックギアセレクター」、いわゆる「ボタン式シフト」が備わります。

 旧来のATシフトレバーによる上下方向の操作ではなく、縦に個別配置された「R」「D」などの物理ボタンを押し下すことで、シフトチェンジをするというものです。

 2022年5月末時点ではまだ発売直後ということもあってか、見た目から受ける第一印象が多く散見されます。

 そのため「慣れそうにない」「操作しづらそう」「車庫入れ(のシフトチェンジ)で大変そう」といったネガティブな反応が少なくありません。

 一方で、早くも販売店で実車を試乗した人から「(実車は)すっきりしていた」「今どきな感じ」「面白い」といったポジティブな声もみられます。

 ちなみに先代型ステップワゴンのハイブリッド車には、電制シフトレバー(いわゆるプリウス式シフト)が備わっていました。

 電制シフトは「指先の軽い操作で扱えて便利」「先進的なイメージ」との声がある半面で「操作間違いを誘発する」との反応も強く、これまでも賛否が分かれていました。

 その点で新型のボタン式シフトは「(電制式に比べ)間違いにくいのでは」「扱いやすい」と好印象な反応もみられます。

 販売店での試乗車配備が進んでいくと、こうした前向きな声が増えていく可能性もあります。

※ ※ ※

 ハイブリッド車人気の高さを受けてか、ホンダは新型ステップワゴンでe:HEVを全面的に推しています。

 販売店で配布されるカタログからもそのことがわかります。

 なぜなら、掲載される新型ステップワゴンの内装写真が、すべてe:HEV車となっているからです。

 カタログ上でガソリンターボ車のシフトレバー形状を見ることができないほど、e:HEV推しの姿勢は徹底しています。

 ちなみにガソリンターボ車には、先代型ステップワゴン(ガソリンモデル)のデザインと似た形状のシフトレバーが備わり、旧来からの操作性を保っています。

 販売店で新型ステップワゴンを見たというSNSの声の中には、試乗車がガソリン車だったことから「通常のシフトレバーのほうがなじみやすい」という声もあがっています。

 しかし一方で「ボタン式シフトが試してみたかったのに!」と嘆く声もあり、新型ステップワゴンのシフトへの興味の高さはこんなところからもうかがえました。

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