充電速度は市販SUV最速
中国のEVメーカー、シャオペン(小鵬汽車、Xpeng)は、新型SUVのG9を発表した。同社のフラッグシップモデルであり、市販されている電動SUVの中で最も高速で充電が可能であるとされている。
【画像】中国EVシャオペンのフラッグシップモデル【新型G9をライバルと写真で比較】 全74枚
シャオペンによると、中国の量産車としては初めて800Vの炭化ケイ素(SiC)バッテリーを使用するという。同社のS4充電ステーションを使用した場合、最大480kWの充電速度に対応するとのこと。
理想的な条件下では、約5分で航続距離200km分を充電でき、わずか15分で10~80%の充電が可能ということになる。
中国のCLTC(小型車テストサイクル)では、仕様によっては航続距離が最大701kmに達するという。WLTPサイクルでは460~570kmに相当する。
G9はフロントにダブルウィッシュボーン、リアに5リンクサスペンションを採用。合計6種類のパワートレイン構成と、後輪駆動・四輪駆動を選択できる。
後輪駆動モデルは最高出力312ps、最大トルク43.8kg-m、最上級の四輪駆動モデルは最高出力550ps、最大トルク73kg-mを発生。0-100km/h加速はわずか3.9秒となる。
先進の運転支援システムも搭載
シャオペンによると、G9はLiDAR、31個のセンサー、フロントビューカメラを駆使して障害物を検知する第2世代の先進運転支援システムを初めて採用しているという。
また、音声アシスト機能も標準装備され、車内のあらゆる場所から最大600のコマンドに応答することができる。トランクルーム容量は660L(同サイズのフォルクスワーゲンID.4より117L多い)で、リアシートを畳むと1576Lに拡大する。
シャオペンの何小鵬(ヒー・シャオペン)CEOは次のように述べている。
「G9は、世界で最も高速の充電が可能な量産型SUVであり、業界初のフルシナリオの先進運転支援システムを搭載しています。さらに、デュアルチャンバー・エアサスペンションシステムや画期的な5D音楽体験など、豪華なスマートキャビンを備えています」
「G9は、多くの技術革新をエレガントなデザインに融合させたクルマであり、8年の歳月を経て重要なマイルストーンとなるものです。スマートEVの新たなベンチマークとなり、真の自動運転車の実現に向けた一歩となると確信しています」
シャオペンG9は、中国市場向けには10月に納車を開始し、その後、欧州でも発売する予定。
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みんなのコメント
海外で客取られるぞ〜
なんの特徴もない世界の白物家電メーカーはヤバいぞ〜
タイヤ取れちゃうからヤバいぞ〜