新型マキシマ、米で発売 最高出力300hp 価格は約400万円から

日産自動車の米国法人は3日、新型「日産マキシマ」を発売した。今年4月にニューヨークショーで披露された新型マキシマは、「4ドアスポーツカー」をうたう日産ブランドのフラッグシップセダン。最高出力は300hpで、マキシマ史上最強を誇る。

北米日産のセールス＆マーケティング部門を統括する副社長のフレッド・ディアス氏は、「デザイン、技術、走りが高次元でバランスした新型マキシマは、従来モデルのオーナーとプレミアムブランドの購入を検討している顧客の両方に納得していただけるクルマに仕上がっている」と自信をみせる。

実際、日産は新型マキシマとライバルの比較テストを第3者に依頼して実施しており、マキシマがBMW328iやアウディA4 2.0T、アキュラTLX 3.5といったプレミアムカーを相手に優位性を発揮するプロモーション映像を公開している。

上級モデルは3.5リッターVQエンジンにエクストロニックCVTを組み合わせ、最高出力300hpを発生。高出力化と同時に燃費も15％向上させている。

価格は、3万2410ドル（1ドル＝124円換算で約400万円）から3万9860ドル（約495万円）。