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「最低地上高にまで気を配ったFD3S万能型ブーストアップ仕様」あらゆるシーンに対応するオートクラフト流RX-7チューニング

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「最低地上高にまで気を配ったFD3S万能型ブーストアップ仕様」あらゆるシーンに対応するオートクラフト流RX-7チューニング

日常からサーキットまで楽しめる万能型ブーストアップ仕様

乗りやすさと速さを兼ね備えたトータルバランス重視の1台

「これぞWRX STIのあるべき姿」WRC魂ほとばしる高機能エアロパーツでVABをキメる!

FD3Sの最終進化系である6型をベースに、京都の実力派ショップ「オートクラフト」が手がけたチューンドの登場だ。オーナーから「走行会にも行くけど、日常のアシにも使いたい」というリクエストを受け、90mmの最低地上高を確保するなど、使い勝手の良さとスポーツ性を高い次元でバランスさせた1台となる。

エンジンはノーマルタービンのブーストアップ仕様。排気はオリジナルのフロントパイプ+マフラー、サードのスポーツキャタライザーで高効率化を図り、エンジンマネージメントはパワーFCで行う。最高出力は約350psだ。

ブースト制御はプロフェックBスペックIIが担当。ブーストアップの範囲ならパワーFCでもブーストのコントロールはできるが、大容量のソレノイドバルブを搭載するブーストコントローラーの優位性を重視。ハンチングを起こしにくく、ブースト管理がしやすいことをメリットに挙げる。

その中でも、エンジン特性を大きく左右するのはトラストのキットによるVマウント化だったという。このキットは十分なインタークーラー容量を備え、しっかりと作り込まれた導風板もセットされていてコストパフォーマンスは非常に高い。ラジエターレス、インタークーラーレスなど、バリエーションが選べるのも魅力となる。

足回りはDG-5車高調を軸に構築。スプリングレートはフロント16kg/mm、リヤ14kg/mm。初級~中級のスキルと仮定し、安定志向のセットアップを展開する。

亀裂の入りやすいPPF(パワープラントフレーム)はオリジナルの強化へ、ピロブッシュのガタが発生しやすいトラクションロッドも強化ピロを組み込んだオリジナルへと変更。FD3Sでトラブルが発生しやすいパートは、事前に強化品にアップグレードしている。

エクステリアは空力優先のエアロパーツで武装。フロントは、リフトを抑えてフロントの接地性を高めて推進力へと変換するため、3段タイプのカナードを導入。強大なダウンフォースを獲得している。

リヤはGTウイングを装備して空力の前後バランスを調整。アンダー部には専用設計のリヤディフューザーと両サイドにボーテックシュラウドをインストール。センターのフォグはRX-8純正を流用している。

ホイールはボルクレーシングTE37SLで前後に9.5J×17+12のGT-Rサイズをチョイスし、レーシングコンケイブを強調する。組み合わせるタイヤは255幅の17インチだ。

こうして、装着パーツを厳選し、適確なセッティングが施されたFD3Sはパワーとトルクのバランスも良好。出力に対して加速特性は比較的マイルドで、唐突感も少ない。当初の狙いどおり、インパクトのある速さを堪能できるが、扱いやすさにも配慮したオールラウンダーに仕上がっている。

●取材協力:オートクラフト京都 京都府京田辺市大住大峯1-7 TEL:0774-64-6466

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