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ホンダの上級ミニバンのオデッセイが装いも新たに市場デビュー。パワートレインは2モーターハイブリッドのe:HEVシステムのみを設定

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ホンダの上級ミニバンのオデッセイが装いも新たに市場デビュー。パワートレインは2モーターハイブリッドのe:HEVシステムのみを設定

 ホンダは2023年12月8日、上級ミニバンのオデッセイを一部改良し、日本での販売を再開した。

車種展開は以下の通り。

ホンダが2024年春の発売を予定する新型コンパクトSUV「WR-V」を先行公開

e:HEVアブソルート 7名乗り(FF):480万400円

e:HEVアブソルートEX 7名乗り(FF):500万600円

e:HEVアブソルートEX・ブラックエディション 7名乗り(FF):516万4500円

 第5世代の現行型オデッセイは、2021年12月に日本での生産を終了し、2022年9月には在庫分を完売して販売を終えていたが、ホンダとしては「長く愛されてきたブランドであるオデッセイを継続してユーザーに届けたい」という想いがあり、また市場からオデッセイの復活を望む声が多くあったことから、第5世代をベースとした改良モデルで、中国の広汽本田汽車有限公司で生産するオデッセイを日本に輸入して、販売することとなった。

 改良内容は多岐に渡り、内外装デザインの一部変更や機能装備および安全装備のバーションアップなどを実施。さらに、新グレードとしてe:HEVアブソルートEX・ブラックエディションを設定した。

 変更内容を解説していこう。

 まずエクステリアでは、新デザインのフロントグリルを採用したことがトピック。グリルの開口部を拡大することによってワイド感を強調し、合わせて水平基調の5本メッキバーに突起状のアレンジを組み合わせることで、高級感をいっそう際立たせる。また、“H”エンブレムをより前方に配置することでフロント部の突き出し感を強め、迫力と重厚感を感じさせるマスクに仕立てた。さらに、e:HEVアブソルートEX・ブラックエディションはブラッククロームメッキのフロントグリルやブラッククロームメッキモール付の前後バンパー/エアロダイナミクス・ドアロアーガーニッシュ/リアライセンスガーニッシュ、フォーマルブラックの電動格納式リモコンドアミラー、スモークタイプのリアコンビネーションランプ、BLACK EDITIONエンブレム、マットベルリナブラック塗装18インチアルミホイールなどを専用装備して、精悍さと上質感を引き上げる。ボディサイズは従来比で5mm長く、それ以外は同寸の全長4860×全幅1820×全高1695mm/ホイールベース2900mmに設定。ボディカラーはe:HEVアブソルートとe:HEVアブソルートEX・ブラックエディションがプラチナホワイトパール、プレミアムヴィーナスブラックパール、フォーマルブラックの3色を、e:HEVアブソルートEXが前述の3色に加えてメテオロイドグレーメタリックをラインアップした。

 一方で内包するインテリアは、超低床プラットフォームによるゆとりの空間を快適で充たしたことが訴求点。コクピットは横方向に伸びやかなダッシュボードや様々な情報を見やすく表示するセンターディスプレイ、デジタルグラフィックのメーター、ワイヤレス充電器などを配備したうえで、指一本でスムースなシフト操作が行えるエレクトリックギアセレクターをインパネセンター部に設定。また、アクセルオフ時の減速の調節が可能な減速セレクターを新たに採用した。

 キャビン空間は2/2/3名乗車の3列式シートで構成。2列目にはキャプテンシートを配備し、両側アームレストや4ウェイパワー調整機構、オットマン、折り畳み式センターテーブル、シートヒーターなどを組み込む。また、3列目には床下格納式シートを採用し、大容量の荷室空間と利便性の両立を図った。e:HEVアブソルートEX・ブラックエディションについては、ピアノブラックガーニッシュ付本革巻きステアリングホイールや黒木目調インストルメントパネル&フロントドアパネル&スライドドアパネル、プラチナクロームメッキ仕上げインナードアハンドル、ブラックのルーフライニング&ピラーライニングなどを専用装備する。シート表皮はe:HEVアブソルートEXとe:HEVアブソルートEX・ブラックエディションに本革を、e:HEVアブソルートにプライムスムース×ファブリックのコンビシート+FABTECT(撥水・撥油加工)を張った。

 パワートレインに関しては、LFB11型1993cc直列4気筒DOHC16V・i-VTECエンジン(最高出力145ps/6200rpm、最大トルク17.8kg・m/3500rpm)+走行用/発電用2モーター+リチウムイオン電池+電気式無段変速機で構成する2モーターハイブリッドのe:HEVシステムをオデッセイに最適化させて採用。走行モードとしては、電気自動車のスムースな走り出しを演じるEVモード、モーターとエンジンを走行状況に応じて活用するハイブリッドモード、高速走行で効率的な走りを実現するエンジンモードを設定し、滑らかな走行と力強い加速を成し遂げる。また、前マクファーソンストラット式/後トーションビーム式で構成する足回りには振幅感応型ダンパーを組み込んで、しなやかさと安定感を高次元で両立させた。

 先進安全運転システム「Honda SENSING」の拡充も図り、新たに近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、急アクセル抑制機能を追加。また、フロントカメラの広角化により衝突軽減ブレーキの検知対象を拡大し、新たに交差車両、右折時の対向車、横断自転車、二輪車、夜間の歩行者の検知を可能とする。一方でコネクテッド機能の面では、新世代の車載通信モジュール「Honda CONNECT」をオデッセイとして初採用し、より安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム」を利用できるように設定した。

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