現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ついに登場 新型アルファ・ロメオ・トナーレ、2月8日公開決定 主力候補の小型SUV

ここから本文です

ついに登場 新型アルファ・ロメオ・トナーレ、2月8日公開決定 主力候補の小型SUV

掲載 3
ついに登場 新型アルファ・ロメオ・トナーレ、2月8日公開決定 主力候補の小型SUV

ブランド初のプラグイン・ハイブリッド車

アルファ・ロメオは、待望の小型SUV「トナーレ」を来月に正式公開することを明らかにした。

【画像】アルファ・ロメオ・トナーレ【リーク画像やプロトタイプを写真で見る】 全93枚

販売の主力となるであろう新型トナーレは、オンラインイベントの一環として発表される予定だ。同社によると、2月8日に「La Metamorfosi(変身)が始まる」という。

アルファ・ロメオ・ステルヴィオの下に位置する新たな小型SUVとして、イタリアの有名な峠に由来する「トナーレ」の名を冠し、ブランド初のプラグイン・ハイブリッドを採用する見込みだ。

これまでにもプロトタイプがテスト走行を行う姿が複数回目撃されており、そのスタイリングはジュネーブ・モーターショーで発表されたコンセプトに似ているが、いくつかの変更が加えられている。

フロントは、ボンネットとフロントバンパーの境目が大きくなり、ヘッドライトは厚みのあるデザインとなっているようだ。リアウィンドウが大きくなり、テールランプも太くなっている。しかし、全体のプロポーションは変わっていない。

売上の大幅アップが期待される新星

トナーレのコンセプトは、2019年のジュネーブ・モーターショーでサプライズ発表された。欧州部門の責任者であるロベルタ・ゼルビによれば、アルファ・ロメオが長年切望してきた年間40万台の販売目標(2018年は約15万台)を達成するという決意を示すものだという。

2019年のコンセプト発表時、ゼルビは次のように語った。

「トナーレが当社のベストセラーカーになると期待しています。他のモデルも合わせれば、2024年までに欧州のマーケットニーズの80%を満たすモデルラインナップが完成します。今日よりも力強いポジションを得ることができるはずです」

また、ゼルビによれば、4シーターから5シーターへと改めるなどわずかな変更を加えつつも、大きなデザイン上の変更は加えずに量産化するという。

「コンセプトモデルは、量産モデルの姿をよく表しています。全体のプロポーションだけでなく、(円形が連なった)テレフォンダイヤル・ホイールのデザインや、3連のヘッドライト、ダッシュボード形状など、ディティールも実現性の高いものです」

ドライブモードには、従来の「ダイナミック・モード」に代わるものとして、エンジンとモーターの力を最大限発揮させる「デュアルパワー・モード」が用意されるとのこと。エンジンはガソリンだけでなく、ディーゼルも登場する見込みだ。

トナーレはジープ・レネゲードのプラットフォームを使用するため、前輪駆動になるのではないかという情報もある。しかし、ゼルビは、「社内で保有するアーキテクチャーを検討している」とだけ述べ、詳細を明かすことはなかった。

アルファらしい「走り」を強調したSUV

FCAの世界戦略をまとめるティモシー・クニスキスは、「アルファ・ロメオのブランドの核として、先進的なエンジン技術や電動化、優れたイタリアンデザインを導入します。単にコンパクトなSUVというものではなく、アルファ・ロメオにしかできないモデルを目指しています」と話している。

クニスキスはまた、ハイブリッド化によりCO2排出量を減らすだけでなく、ドライビング体験を高めることも強調している。

「素晴らしい操縦性を備えた、ドライバー中心のクルマです。トナーレにはデザイナーの情熱を感じ取れるような、高い個性と時代を超越したデザインが与えられます」

既存のステルヴィオとのつながりを強く感じさせるだけでなく、過去のアルファ・ロメオのモデルから引用したディティールも含まれているという。21インチホイールはティーポ33ストラダーレを彷彿とさせ、細長いLEDヘッドライトはSZやブレラをイメージさせる。

インテリアでは、レザーやアルカンターラを多用し、バックライト付きのパネルを多数採用している。ダッシュボードには、12.3インチのデジタルディスプレイと、10.25インチのセンター・タッチスクリーンが装備されているという。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
ベストカーWeb
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
Merkmal
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
ベストカーWeb
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
ベストカーWeb
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
ベストカーWeb
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん? 
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん? 
ベストカーWeb
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
ベストカーWeb
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
ベストカーWeb
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
ベストカーWeb
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
Auto Messe Web
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
AUTOSPORT web
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
AUTOSPORT web
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
AUTOCAR JAPAN
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
乗りものニュース
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
motorsport.com 日本版
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
AUTOSPORT web

みんなのコメント

3件
  • とにかくFCAは新型車の開発がうまくいっていない。このトナーレにしろ、マセラティのグレカーレにしろ発売を予告してから出るまでに時間がかかりすぎて、すっかり新鮮味を失ってしまっている(しかも、まだ発売されていない)。そうこうしているうちにPSAに買収されてステランティスになったわけで、着々と各ブランドにニューモデルが出ているPSAとの格差は広がるばかりだ。そしてEV専用の統一プラットフォームに切り替えられていくわけで、トナーレもグレカーレもデビューできてもセミの一生で終わりそうである。
  • まあ、ビーエムで言ったらX1クラスのSUVと言ったところやね。

    クライスラー製のFFがベース、動力PHEVのみとなると、日本人がソソられる要素はほぼ皆無だわな、、、
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

809.01491.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

235.91161.2万円

中古車を検索
ステルヴィオの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

809.01491.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

235.91161.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村