F1サンパウロGP決勝では、メルセデスのジョージ・ラッセル、アルピーヌのピエール・ガスリーとエステバン・オコンが、予選での他車を妨害したことにより、2グリッド降格ペナルティを受けることとなった。
ラッセルはQ1最初のタイムアタックに向けてピットレーンを出る際に低速で走行し、前車とのギャップを作ろうとした。ただインテルラゴス・サーキットのピット出口は狭く、ラッセルは後ろにいたガスリーの進路を妨害する形となり、ガスリーは無線でラッセルの行為に苦言を呈した。
■セッション終盤に”嵐”襲来! 上空は真っ暗に。フェルスタッペンがポールポジション獲得。角田裕毅は首位から0.5秒以内の僅差ながらQ1敗退|F1サンパウロGP予選
ピットレーン出口での振る舞いはここ数戦特に取り沙汰されており、前戦メキシコシティGPでドライバーがピット出口を塞ぐような行為を取ったことを受けて、FIAはピットレーンで前車とのギャップを作ることを認める規定をサンパウロGPに向けて設けていた。ただ認められるのは、ピット出口の左側を走行して後続車が追い越すことができるスペースを確保することが条件だった。
しかしFIAのスチュワードは、ラッセルがそうした対応をしなかったためにガスリーの走行を妨げたと判断した。
「メキシコで発生した事態を避けるため、今大会のレースディレクターのイベントノートには、SC2ラインを通過する前にピット出口で減速してギャップを作ることが許されるという条項(項目14)が含まれていた」
FIAのラッセルに対する裁定にはそう記された。
「しかし、他のドライバーが右側を通過できるよう、ドライバーはできるだけ左側にいなければならない」
「ラッセルはピットを出てアウトラップの準備をしていた。ラッセルはクリアラップを取るためにギャップを作ろうと減速したが、完全に左側に寄らなかった」
「結果として、後続車はレースディレクターの指示通りに追い越しを行なうことができなかった。これは明らかに、レースディレクターのイベントノート項目14の文言と考え方に違反している」
そしてスチュワードは、ラッセルの後ろにいたオコンとガスリーも同様の行為を行なったため、レッドブルのセルジオ・ペレスが妨害を受けたと明かした。
そのため今回は3名のドライバーにそれぞれ2グリッド降格ペナルティが下ることとなった。
このペナルティにより、ラッセルは6番手から8番手へグリッド降格。オコンは14番手、ガスリーは15番手から決勝をスタートすることになる。
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