6月22日、宮城県のスポーツランドSUGOでスーパーフォーミュラ第3戦“東北大会”の公式予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは野尻智紀(TEAM MUGEN)だった。
ここまで2戦を終え、混戦模様のスーパーフォーミュラ。表彰台の顔ぶれも開幕戦鈴鹿と第2戦オートポリスでは全く異なっており、ここで一気に混戦から抜け出すドライバーがいるかにも注目される。なお、テオ・プルシェールの離脱により第2戦でベン・バーニコートを起用したITOCHU ENEX TEAM IMPULは今回平良響を起用。昨年スーパーフォーミュラ・ライツ年間2位の平良にとってはこれがスーパーフォーミュラのデビュー戦となる。
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14時からスタートした予選は、まず11台のQ1 A組からスタート。午前中のフリー走行でスロットルトラブルによりクラッシュした太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)も無事修復が間に合い、アタックに入った。
ここでトップタイムを記録したのは野尻だった。フリー走行ではタイムが伸びず下位に沈んでいたが、Q1では1分06秒050をマーク。今季2度目のポールに向けて好アタックを見せた。
2番手には坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が入り、3番手は太田。フリー走行最速の大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)は4番手でQ2に進んだ。Q1突破を目標にしていた平良はフリー走行からタイムを1分06秒台に上げたものの10番手に終わり、Q1でノックアウトとなった。
Q1 B組でトップタイムをマークしたのは第2戦のポールシッターである岩佐歩夢(TEAM MUGEN)で、タイムは1分06秒058。そこに僅差で続いたのは、昨年のSUGO戦でチームのベストリザルトである4位を獲得した大嶋和也(docomo business ROOKIE)で、1分06秒059だった。
小高一斗(KONDO RACING)、国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と今季ノーポイントで苦戦していたドライバーがトップ6に入ってQ2進出を決める一方、今季好調の山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)は7番手でノックアウトとなった。Juju(TGM Grand Prix)もフリー走行から大きくタイムを上げて1分07秒457を記録したが、10番手に終わった。
Q1上位の12台によってポールポジションの座を争うQ2では、多くの車両が一旦チェック走行を挟み、ニュータイヤに履き替えてコースに。岩佐を先頭に続々とアタックに入っていった。
まず岩佐がQ1を大きく上回る1分05秒364を記録し、ターゲットタイムをセット。しかし野尻がそれを1分05秒244をマークして塗り替えた。彼らを上回る者はその後現れず、野尻の今季初ポール、そしてTEAM MUGENのフロントロウ独占が確定した。3番手は坪井だった。
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