バーレーンで行なわれた3日間のF1プレシーズンテストを終え、アルピーヌのピエール・ガスリーは新車A524にあまり良い印象を抱かなかったと語り、苦しい開幕を覚悟している。
アルピーヌは今年、マシンのコンセプトを大きく変更しており、その最適化に時間がかかることは織り込み済みだったはずだ。
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しかしテストの総合タイムでは、エステバン・オコンとガスリーが、20人中それぞれ16番手と17番手。最も遅かったマシンというわけではないものの、チームが望んでいたような結果とはほど遠いのが現状だろう。
「公正を期すために言えば、僕は他のチームやドライバーはあまり注目していない。僕たちの側でやるべきことが多かったからね」
ガスリーはそうスカイTVに語った。
「自分たちが素晴らしいとは思わない。でも同時にまだ2、3日あるから、自分たちがやってきたことの理解を深めることができる」
「クルマをひっくり返して、たくさんのテストを行なった。だから分析の結果が、僕たちにさらなるパフォーマンスをもたらしてくれることを期待している。次の金曜日には誰も何も隠さないだろう。その時に分かる」
「忍耐強くいるしかないと思う。たとえそれがドライバーとして好きなものでなかったとしてもね。あのクルマからパフォーマンスを引き出すには、時間がかかるかもしれない」
ガスリーはチームにとって、シーズン序盤が難しいものになると考えている。
「簡単な開幕戦にはならないだろう。望んでいたところからスタートすることはできないだろう。でも同時に、新しいクルマのコンセプトを理解するために時間をかけなければならない」
「チームとして取り組むべきことが明確になったのはいいことだ。セットアップで解決できるかどうかは、シーズン序盤の数レースを見てみないとわからないが、ギャップを縮めるために積極的なアップグレードプランが必要なのは間違いない」
ガスリーは、来週の開幕戦に向けてチームが取り組むべきことを理解することが重要だと強調した。
「エステバンの意見もとても明確で、すぐに同じようなフィードバックを得ることができた」
「そして、来週に向けてセットアップでこれらの問題を解決できるかどうか、あるいはすでに特定できているいくつかの問題に対してより大きなアップデートが必要かどうかを分析することになる」
「ああ、多くの作業をした。それでも3日間のテストに過ぎないからあっという間だった。来週に向けて、マシンを可能な限りベストな状態に持っていけるよう努力する」
「僕たちがトップではないということは分かっている。でも、今結論を下したくはない。さっきも言ったように、新しいクルマだし、理解しなければならないことがたくさんある」
「でもこれだけ走った後、今クレームや結論を出すのはフェアじゃない。これから数日間、仕事をしなければならない。そして、来週に向けてより良い、より完成度の高いクルマができることを願っている」
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