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雪上走行でわかったトヨタ「クラウン クロスオーバー」の隠れた実力

掲載 更新 16
雪上走行でわかったトヨタ「クラウン クロスオーバー」の隠れた実力

日本のセダンの象徴ともいうべき「クラウン」が、「クロスオーバー」へと生まれ変わって約半年。そんな中、日本の厳しい冬を過ごした新型「クラウン クロスオーバー」の雪上試乗の様子が届いたのでさっそく紹介しよう。

CROSSOVER RS“Advanced”(ブラック×プレシャスレイ)<オプション装着車>

Sクラスや7シリーズではなくレクサスの「LS500h」を選ぶ理由









これからのクラウンをゼロから考え作り上げた、飾り立てない上質なデザイン

CROSSOVER RS“Advanced”(ブラック×プレシャスレイ)<オプション装着車>

そのエクステリアデザインは、スタイリッシュなクーペライクシルエットと、力強さを感じさせるリフトアップスタイルを組み合わせ、流麗さとダイナミックさを両立させた、新時代のフラッグシップの姿を表現。

さらに、左右に一直線につながるヘッドランプ・テールランプや、キャラクターラインに頼らず面の抑揚で質感を表現したサイドビューなど、シンプルでありながら鋭さと雄大さを兼ね備えたデザインとなっている。

また、従来のセダンの常識を打ち破る大径タイヤを採用。ボディ構造のくふうにより、ボディ側面近くまで外側に張り出した足回りと、ボディとタイヤの隙間のバランスも徹底的に吟味したことで、セダンでもSUVでもない、踏ん張り感のある力強いスタイルとなっている。

CROSSOVER RS“Advanced”(ブラック×プレシャスレイ)<オプション装着車>

インテリアデザインは、ディスプレイや操作スイッチを水平方向に集約したことでどの席からも直感的に操作ができる機能レイアウトと、インストルメントパネルからドアにかけてひと続きで包み込まれるような造形により、ドライバーは運転に集中でき、同乗者には心地よく移動を楽める「全席特等席」を実現。

また、過度に飾り立てずあたたか味を感じられる金属加飾「WARM STEEL」や、思わず触れたくなる造形と心地よい握り心地を両立したシフトノブ、一目でわかる仕立ての良さと着座時の安心感にこだわったシートなど、内装部品の1つひとつにもこだわり、上質で豊かさを感じられる空間を演出した。

ボディカラーでは、新開発の「プレシャスブロンズ」や「プレシャスレイ」をはじめ、特徴的なバイトーンカラーのコーディネートで新しいクラウンの変革を表現。合計12通りのボディカラーと4種類の内装色の組み合わせで、幅広いバリエーションを用意した。

フラッグシップにふさわしい、ゆとりと品格を感じられる走りと快適な乗り心地

CROSSOVER RS“Advanced”(ブラック×プレシャスレイ)<オプション装着車>

パワートレーンには、2種類のハイブリッドシステムを用意。「2.4L デュアルブーストハイブリッドシステム」では、低回転から力強いトルクを生み出す直列4気筒ターボエンジンと、高い駆動力を発揮する最新の電動パワートレーン「eAxle」、新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を組み合わせたハイブリッドシステムをトヨタとして初採用。ドライバーのアクセル操作にリニアに反応し、ダイレクトかつトルクフルで気持ちのいいドライビングフィールを体感できる。

CROSSOVER RS“Advanced”(ブラック×プレシャスレイ)<オプション装着車>

また、「2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム」では、クラウン(クロスオーバー)に最適化した高効率ハイブリッドシステムに、新開発バイポーラ型ニッケル水素電池を搭載。クラストップレベルの低燃費と高い静粛性を実現し、クラウンならではの上質で滑らかな走りをさらに進化させた。

CROSSOVER RS“Advanced”(ブラック×プレシャスレイ)<オプション装着車>

なお、新開発プラットフォームでは、大径タイヤの採用により得られた従来のセダンより高いヒップポイントを活かし、乗り降りがしやすく、視界の良い着座位置を実現。頭の上や前後の空間もより広く確保し、どの席に座っても特等席と感じることができるような、居心地のいい室内空間を目指した。

左:CROSSOVER G(ブラック×プレシャスブロンズ)<オプション装着車> 
右:CROSSOVER RS“Advanced”(ブラック×プレシャスレイ)<オプション装着車> 

さらに、乗り降りや運転のしやすさを優先したパッケージでありながら、TNGAプラットフォームによる軽量かつバランスの取れた高剛性ボディと、足回りでは、フロントにマクファーソンストラット式、リヤには新開発マルチリンク式のサスペンションにより、クラウンらしいどっしりとした直進安定性と、しなやかな動き、目線のぶれないフラット感と振動の少ない質感の高い乗り心地を追求し、ずっと乗っていたくなる快適性を実現した。

【メーカー希望小売価格】
(北海道、沖縄のみ価格が異なる。消費税込み、単位:円)

関連情報:https://toyota.jp/crown/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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