2021年8月5日、2021年4月14日に先行初公開したGT-R NISMO 2022年モデルと、特別仕様車のGT-R NISMO スペシャルエディション 2022年モデルの価格を発表(発売は10月末)するとともに、予定していた販売台数を超えたため、オーダー受付を終了していることを発表した。
公式サイトを見るとさらに驚く情報が! 標準仕様のGT-Rについても「こちらに掲載のGT-Rのオーダーは終了させていただきました」と掲載されているのだ。
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これをもってR35GT-Rは生産終了なのか? 次期R36型GT-Rの最新スクープ情報とともにお伝えしていこう。
文/ベストカーweb編集部
写真/日産自動車、ベストカー編集部
CGイラスト/ベストカー編集部
【画像ギャラリー】次期R36型GT-Rはどうなる? マイルドHV搭載か?
■330台を受注しオーダーストップしたGT-R NISMO 2022年モデル
価格発表前になるが、すでに公式サイトにはオーダー終了のアナウンスが掲載されていた
特別仕様車のGT-R NISMO スペシャルエディション 2022年モデル。専用色のステルスグレーを設定。NACAダクト付き専用カーボン製エンジンフードや20インチの専用レイズ製アルミ鍛造ホイール(レッドリム加飾付き)を装備。価格は2464万円
実は公式発表する前に、公式サイトで「予約注文台数が予定販売数量に達したため、オーダーを停止しております」とアナウンスされていた。
GT-R NISMO 2022年モデルの価格は2420万円。GT-R NISMO スペシャルエディション 2022年モデルは2464万円。
マクドナルドとのコラボレーションした4月の先行公開から3ヵ月で予約受注台数は330台。そのうち、全体の99%はスペシャルエディションだったという。ちなみに2020年度のGT-R NISMOの販売台数は131台だったから、いかに短期間で注文が殺到したかがわかる。
このスペシャルエディションはNISMO専用の新色「NISMOステルスグレー」が設定されているが、スペシャルエディションの約半数がこのステルスグレーとのこと。
特別装備品としては、NACAダクト付きのクリア塗装のNISMO専用カーボンエンジンフードをはじめ、専用のレイズ製20インチ鍛造アルミホイール(フロント:10J×20、リア:10.5J×20)、手組みの証としてエンジンに貼り付けられる匠プレートも赤い文字とした専用品となる。
エンジン関係では、600psの最高出力は変わらないものの、ピストンリング、コンロッド、クランクシャフト、フライホイール、クランクプーリー、バルブスプリング(吸気)、バルブスプリング(排気)など、徹底的にこだわった高精度&高重量バランスエンジン部品を使うことで、よりスムーズに回り、振動も軽減、ポテンシャルが大幅に上がっているという。
専用のNISMOステルスグレーを身にまとったGT-R NISMOスペシャルエディション
GT-R NISMO スペシャルエディションのコクピット
■公式サイトには標準仕様のGT-Rもオーダー終了とアナウンス
GT-Rの公式サイトには、「こちらに掲載のGT-Rのオーダーは終了させていただきました」と掲載されている
標準仕様のGT-R 2020年モデル。近々にGT-R 2022年モデルが発表されるとのこと
さて、ノーマルのGT-Rはどうなるのか? 公式サイトでは標準仕様のGT-Rが掲載されており、いずれも「こちらに掲載のGT-Rのオーダーは終了させていただきました」と掲載されている。
実は2021年6月にはアナウンスされていたものだが、これを見て、R35GT-Rはもう生産終了か! と思った方もいるかもしれないが、さにあらず。
ちなみにこの公式サイトに掲載されているモデルは2019年4月に発表、6月に発売されたGT-R2020年モデルだ。
さっそく日産関係者に問い合わせると、「標準仕様のR35GT-R 2022年モデルが近々に発表されます。現行のR35GT-Rが生産中止になったわけではありません」とのことだった。はたしてどんなモデルになるのか、発表を待ちたい!
■次期R36型GT-Rは2023年発売予想
次期R36型GT-Rは現行モデルをベースにしながら、大きくイメージを変えることになる(予想CGイラストはベストカーが製作したもの)
現在入手している最新情報によれば、現行のR35GT-Rは2022年秋に生産を終了予定。
次期R36型GT-Rの開発については当初、VR38DETTエンジンをベースにしたマイルドハイブリッドを搭載して次期モデルに繋げていくというものだった。
しかし、最新情報では、なんとガソリンターボエンジンのまま次期モデルを開発しているというもので、マイルドハイブリッド化はGT-Rの産みの親である水野和敏氏が開発当初から計画していたもの。
水野氏が日産を退職したことでスケジュールが遅れていたものの2022年には実用化できるということだったが、それがガソリンエンジンのままモデルチェンジするという情報に変わった模様。
CAFE(企業別平均燃費)は得意のe-POWERとEV戦略で少し余裕が出たのかもしれないが、2022年からは騒音規制も厳しくなるため、GT-Rのようなスーパースポーツモデルには厳しい状況になるはず。だからこそ現行モデルは2022年秋で販売終了の説が出ていたのだが、次期モデルを生産できるというのは嬉しい誤算。
変更内容を考えると、実質的にはマイナーチェンジと言えるような変更となるが、販売戦略上、型式変更をともなう「フルモデルチェンジ」となるR36型と銘打って登場する可能性が高い。
発売は2023年早々になるのではないかと予想する。新情報が入り次第、随時お伝えしたい。
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みんなのコメント
市内で見かけるR35は、ファットな感じで、スポーツカーとしての機敏さが感じられない。
運転した感じも車内に響くエンジン音だけ良くて、走りは小型トラックのように取り回しが大変。
R32が今でも人気なのには訳があります。
日産の開発陣は、過去の名車からもう少し学んでほしい。
ピンチになったら買収されてください
そのくらいしか従業員を守る術ばないと思います