現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 強すぎるクセに「耐えられる」か否か! でも乗り続けると「中毒」になる輸入車5選

ここから本文です

強すぎるクセに「耐えられる」か否か! でも乗り続けると「中毒」になる輸入車5選

掲載 更新 13
強すぎるクセに「耐えられる」か否か! でも乗り続けると「中毒」になる輸入車5選

 唯一無二の「ユルさ」にハマるクルマも!

 作りは丁寧だし、壊れないしコスパはいいし、ディーラーだってそこら中にあるから、何かあった時もすぐに駆け込めて安心だし、日本で乗るならやっぱり国産車は魅力的ですよね。世界で見ても、こんなに自国の自動車メーカーがある国はなかなかないんです。

優等生に飽きた人に禁断の果実! 一度ハマったら抜けられない「イタフラ」のオススメ中古車4選

 にもかかわらず、日本でも輸入車はたくさん走っています。なぜ、日本車を買わないの? 輸入車の何がいいの? そう不思議に思っている人も多いかもしれないですね。でもそこには、国産車では味わえない個性があるのは確かです。今回は、なかでもかなりクセ強めで、一度乗ったらハマってしまいそうな輸入車たちをご紹介したいと思います。

 1)MINI(各モデル)

 まず1台目は、もう都心をはじめとして国産車と同じくらい見かけるようになりました、MINI。最近はハッチバックよりも、クロスオーバーSUVのMINI CROSSOVERの方が人気のようですね。MINIのいちばんの個性は、やっぱりデザイン。1950年代にアレック・イシゴニスが生み出したBMC(ブリティッシュ・モーター・カンパニー)のミニが先祖となっていますが、2001年にBMWがその意思を継ぎ、新世代のMINIとして誕生させたニューMINIは、なんと、運転席に座った時の視界が祖先であるクラシック・ミニとほとんど同じような感覚でした。

 BMWの開発者が狙ったのは、MINIらしさを受け継いでいくことだと当時語っていた通り、それから20年が経とうとしている今も、新しいMINIのデザインはどこからどう見てもMINIのままです。でもよく見ると、テールランプの左右にまたがってユニオンジャックがモチーフとなっていたり、インテリアも独創的だったり、こればっかりは国産車にはとうてい真似のできないものなんですね。アフターパーツやアクセサリーも豊富で、自分だけの1台が作れる1分の1ミニカーのような楽しさも、MINIの大きな魅力だと思います。

 2)ルノー・カングー

 2台目は、両側スライドドアを持ちながら、ゆる~いオシャレさが人気のルノー・カングー。本国フランスでは郵便配達車として有名なんですが、日本ではファミリーカーとしてはもちろん、スタイリストさんやカメラマン、花屋さんといったオシャレな人たちからも支持されて、ボディカラーもカラフルなラインアップなので、まったく生活臭を感じさせないのがすごいところです。

 本国ではあまり人気がないという観音開きのバックドアも、日本では逆に「ほかにない」と根強い人気。休日にはラゲッジ満載に荷物を積み、このバックドアを全開にして、フリーマーケットに出店するオーナーさんもたくさんいました。つい最近、本国でもカングーのライバルとして販売されているシトロエン・ベルランゴ、プジョー・リフターが日本導入されたのですが、乗ってみるとドイツ車のようにきっちりとした乗り味で、やっぱりカングーのいい意味で「ゆるい」ところがいい味なんだなと実感。カングーはオシャレ系というだけでなく、癒し系の実用車なんですね。

 コンパクトなのにスポーティな走りが魅力的なモデルも存在!

 3)アルファロメオ(各モデル)

 3台目は、工場での制作過程でなにやら特別な「香水」が仕込まれているという噂まで出ている、アルファロメオ。コンパクトサイズでスポーティな走りのジュリエッタなど、都心でもよく見かけますが、アルファロメオはかなり昔から、一度乗ったら抜け出せないと言われています。

 イタリアらしい情熱的なデザインの個性はもちろん、80年代に誕生したパワートレイン、ツインスパークエンジンは、甲高い音と刺激的な加速フィールが乗る人を魅了する、麻薬のようなエンジンとさえ言われていたほど。音、振動、体感速度、匂いと、まさに五感で走っている感動が全身を包み込みます。しかも、このクルマには怒ったり喜んだり黙ったりの感情表現があるのかと思うほど、こちらに訴えかけてくるのです。そんなクルマはなかなかほかでは味わえず、ハマってしまうのだと思います。

 4)フィアット500

 4台目は、キュートな見た目に反してなかなかうまく運転させてくれない、フィアット500。ツインエアという独自の小排気量エンジンと、デュアロジックという2ペダルマニュアルの組み合わせで、最初からスムースに運転するのが至難の技なんです。慣れていないと、発進直後からガックンガックンして「なんじゃこりゃ」とびっくりする人も多いのですが、少しずつコツを掴んでくると、だんだん思い通りに走れるようになって、もっともっと一体感が出てくると、想像以上に気持ちのいい走りができるようになってきます。

 そうなったころにはもう、楽しくて仕方なくなって、すっかり夢中になっている、というのがフィアット500なんです。軽くて元気いっぱい、でも足もとはガッシリとしていて安定感があるので、山道や高速道路でも思いっきり楽しめます。この、だんだん自分の思い通りになっていく感じが、クルマへの愛着を育てるのかもしれないですね。

 5)ジープ・ラングラー

 5台目は、ナンチャッテじゃなくて本気のオフロード性能を見た目からも感じさせてくれる、ジープ・ラングラー。なかでも現行ジープモデル最強ともいえるルビコンは、クルマというよりもはや「ギア」。頑丈なカコイのなかに守られているような感覚の室内や、無駄なものがなく視界もスッキリとしている運転席、そこにさりげなく備わる先進の4WD機構操作ボタン。

 自分が今、どんな斜面を走っていて、車体がどんな状態になっているのかなど、必要な情報もメーターパネルやダッシュボードのディスプレイに表示されるから、ドライバーはさしずめ司令官になったような気分です。短い全長や最小回転半径の小ささなど、市街地でもオフロードでも有利になるよう、極限まで考え抜かれていたラングラールビコンなら、どんな場所も走れそうな気持ちになってきますね。しかも見た目だって、かなり「映える」のだからたまりません。

 というわけで、最初から一目惚れで乗る人もいれば、最初はなんじゃこりゃと思ったのにいつのまにか虜になってしまった人もいるのが輸入車の面白いところ。異国のクルマというだけで、日本人の常識とはちょっと違う視点で作られた部分もあるので、新しい世界観に触れられるかもしれないですね。食わず嫌いをしている人も、もったいないですよ。どんなクセが味わえるのか、ぜひ気になる輸入車をチェックしてみてくださいね。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「クルマの左寄せ」苦手な人が多い!? よく見えない「左側の車両感覚」をつかむ“カンタンな方法”がスゴい! JAFが推奨する“コツ”ってどんなもの?
「クルマの左寄せ」苦手な人が多い!? よく見えない「左側の車両感覚」をつかむ“カンタンな方法”がスゴい! JAFが推奨する“コツ”ってどんなもの?
くるまのニュース
全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
くるまのニュース
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
Merkmal
高すぎるよぉ…! 価格が暴落したら買いたいスーパーカー3選
高すぎるよぉ…! 価格が暴落したら買いたいスーパーカー3選
ベストカーWeb
男性が乗って女性にモテるクルマTOP5は? ChatGPTに聞いて出た「ホントかよ!」な答えとは!!
男性が乗って女性にモテるクルマTOP5は? ChatGPTに聞いて出た「ホントかよ!」な答えとは!!
WEB CARTOP
悲喜交々のST-4。「複雑な気分」のENDLESS GR86と「逆に清々しい気持ち」で5連覇を逃した冨林勇佑
悲喜交々のST-4。「複雑な気分」のENDLESS GR86と「逆に清々しい気持ち」で5連覇を逃した冨林勇佑
AUTOSPORT web
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
レスポンス
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
乗りものニュース
あれぇぇ!? [ノートオーラNISMO]と[シビックRS]を比較してみると意外な結果
あれぇぇ!? [ノートオーラNISMO]と[シビックRS]を比較してみると意外な結果
ベストカーWeb
レゴ、F1全チームをテーマにした製品を2025年1月1日から販売開始。往年の名車ウイリアムズFW14Bなど“オトナ向け”製品も3月に発売
レゴ、F1全チームをテーマにした製品を2025年1月1日から販売開始。往年の名車ウイリアムズFW14Bなど“オトナ向け”製品も3月に発売
motorsport.com 日本版
ホンダが「凄い施設」を初公開! 夢の「全固体電池」実現に一歩前進!? パイロットラインを栃木で披露
ホンダが「凄い施設」を初公開! 夢の「全固体電池」実現に一歩前進!? パイロットラインを栃木で披露
くるまのニュース
ラリージャパン2024がついに走行開始。シェイクダウン1走目の最速はヌービル/WRC日本
ラリージャパン2024がついに走行開始。シェイクダウン1走目の最速はヌービル/WRC日本
AUTOSPORT web
MotoGPマシンデビューの小椋藍選手 初走行の印象は……【MotoGPバルセロナ公式テスト】
MotoGPマシンデビューの小椋藍選手 初走行の印象は……【MotoGPバルセロナ公式テスト】
バイクのニュース
ダイハツが新型「軽SUV」発表! 打倒「ジムニー!?」な“5ドア”モデル登場! タフすぎる「ゴツ顔×カクカクボディ」採用した“新型タフト”138万円から発売!
ダイハツが新型「軽SUV」発表! 打倒「ジムニー!?」な“5ドア”モデル登場! タフすぎる「ゴツ顔×カクカクボディ」採用した“新型タフト”138万円から発売!
くるまのニュース
ゼンリン、パナソニックのカーナビ「Strada」向け最新地図データ発売へ…12月2日
ゼンリン、パナソニックのカーナビ「Strada」向け最新地図データ発売へ…12月2日
レスポンス
下取り額爆上がり? アルヴェルのドアの速さまで変えられるトヨタの[KINTO FACTORY(キントファクトリー)]がすごい!
下取り額爆上がり? アルヴェルのドアの速さまで変えられるトヨタの[KINTO FACTORY(キントファクトリー)]がすごい!
ベストカーWeb
チャンピオン争いで明暗を分けた要因と変化がもたらす2025シーズンへの期待/MotoGPの御意見番に聞くソリダリティGP
チャンピオン争いで明暗を分けた要因と変化がもたらす2025シーズンへの期待/MotoGPの御意見番に聞くソリダリティGP
AUTOSPORT web
メルセデスが好発進、ハミルトンがトップタイム。RB勢は下位に沈み角田裕毅19番手|ラスベガスGP FP1
メルセデスが好発進、ハミルトンがトップタイム。RB勢は下位に沈み角田裕毅19番手|ラスベガスGP FP1
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

13件
  • 耐えられるかってどこか表現や意味が違うと思う。
    普通に強すぎるクセでいいと思う。おかしく考えないでタイトルを書いてほしい。
  • ルノーカングー
    単なる商用車ベースの車、出来は悪くはないがクセなんかない

    MINI
    BMWの一ブランドとして売るような出来のいい車ではない

    アルファロメオ
    たしかにクセはある、昔ほどではないにしろ金食い虫
    つーかひとくくりにせずに車種ぐらい書け

    フィアット500
    デュアロジック舐めたらいかんぜよ
    メンテナンスわかっているメカニックのいる業者と付き合わないと泣く
    (ディーラーが必ずわかっているとは限らない)

    ジープラングラー
    アメ車はまったく興味外なのでわかりましぇん
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

384.0427.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.0399.0万円

中古車を検索
カングーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

384.0427.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.0399.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村