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この車ならデートOK! 20代から30代女性に聞いた「女子ウケ」バッチリなモテる5車種とは!?

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この車ならデートOK! 20代から30代女性に聞いた「女子ウケ」バッチリなモテる5車種とは!?

■時代は「チョイワル」から「チョイキュート」へ

 バブル景気のころ、多くの男性が女性をデートに誘うためにこぞってクルマを購入しました。当時、デートはクルマで行くのが当たり前だったのです。

こんなクルマに女性はドン引き!? ドライブデートにふさわしくない車5選

 時代は変わり、もはやクルマだけではデートに誘えるか微妙ではありますが、それでも「デートはクルマで迎えに来てほしい」という女子の本音もチラホラ聞こえてきます。

 そこで、20代から30代の女性に「どんなクルマならデートOKか」というアンケートを実施。学生から社会人までアクティブに行動している女子から見た「素敵なクルマ」を紹介します。

●スズキ「ハスラー」

 日本独自の規格である軽自動車は、やはり黄色いナンバーで女子ウケはあまり高くなさそうでしたが、数少ない人気車種だったのがスズキ「ハスラー」です。

 クロスオーバーSUVのハイトワゴンで、東京モーターショー2019では新型のプロトタイプが世界初公開されました。

 2代目となる新型は、全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mmと規格内なので大きく変わりません、初代よりホイールベースが35mm延長され、さらに居住性の向上が見込まれています。

 また搭載されるエンジンは、660cc直列3気筒のマイルドハイブリッドか、同ターボで、高速道路走行や4名乗車の機会が多いなら、ターボがオススメです。

 レトロなイメージがある丸型2灯のフロントフェイスは初代からのキープコンセプトで、ボディのデザインは、よりアウトドア志向となり、市街地でも存在感がありそうです。

 ハスラーならどこでも行けそうということで、「遊びに行く途中で運転を代わってみたい」との意見もありました。機能的過ぎない道具のようなイメージに女子の反応も「軽自動車っぽくない」と、高評価につながっています。

●トヨタ「C-HR」

 2016年にデビューしたクロスオーバーSUVのトヨタ「C-HR」は、販売開始時から注目度も高く、いまだに販売台数ランキングの上位に食い込む大ヒットモデルです。

 全長4390mm×全幅1795mm×全高1550mmのボディは、小さ過ぎず大き過ぎずの絶妙なサイズ。パワーユニットは1.2リッター直列4気筒ターボと1.8リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドが選べ、駆動方式はFFと4WD(ガソリン車)を用意。2019年10月のマイナーチェンジで、1.2リッター車は6速MTモデルもラインナップされています。

 市販車とは思えないほど複雑なプレスラインのスタイリッシュなボディは、クーペのようなイメージで人気が高く、20代女子からの支持率が高めでした。

 C-HRなら都市でのショッピングにも馴染み、ウインタースポーツをはじめアウトドアにも違和感がなさそうという、オールラウンダーぶりが高評価を得ていました。

 少し高めの車高で前方の視認性もよく乗降性もいいので、助手席へのエスコートもしやすそうです。

 ちなみに、30代女性からは「ミニ四駆みたい」という意見もあり、見ようによってはプラモデルっぽいデザインに感じるかもしれません。

●マツダ「ロードスター」

 いつの時代もオープンカーは目立つ存在で、なかでもマツダ「ロードスター」の知名度は高く、多くの女性が「カッコイイ」と評価しました。

 現行のロードスターは2015年に登場した4代目で、初代と比べれば大きくなりましたが、それでも全長3915mm×全幅1735mm×全高1235mmのボディは十分にコンパクトと呼べます。

 搭載されるエンジンはSKYACTIV-Gと名付けられた専用の1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンで、トランスミッションは6速MTと6速ATをラインナップ。

「人馬一体」をコンセプトとして走る楽しさはそのままに、減速エネルギーで電力を生み出す回生システムや、無駄を抑えたスマートな運転をサポートする運転支援機能などを盛り込み、環境性能と安全性能を大幅にアップさせています。

 何より、オープンカー専用にデザインされた美しいスタイリングは女性からとくに好評で、「自分で運転してみたい」という意見もありました。

 しかし「渋谷のスクランブル交差点でオープンは恥ずかしい」という厳しい意見もあり、屋根を開けるのもTPOが大事になりそうです。

■オシャレでキュートな輸入車も女子人気あり

●フィアット「500」

 現行のフィアット「500(チンクエチェント)」は2007年にデビューと、すでにかなりのロングセラーモデルになっています。

 女子ウケ率が高かった理由は、やはりレトロテイスト漂う丸みを帯びた可愛いデザインによるところが大きいでしょう。

 全長3570mm×全幅1625mm×全高1515mmと軽自動車をひとまわり大きくしたくらいのコンパクトサイズに加え、0.9リッターの直列2気筒ターボと1.2リッター直列4気筒という小さめのエンジンによって、「ちょっと可愛げのある男の子」的なイメージという意見がありました。

 内装も曲線を多用し、色使いやシートの柄、素材感などが緻密にデザインされているのも、イタリア車ならではです。

 最初は小ささや非力さに戸惑うかもしれませんが、「ミニマリスト」的感覚の必要最低限で十分と思わせる割り切りが魅力で、長く乗れそうな1台です。

●ミニ「クラブマン」

 ブランドとして「ミニ」がイギリスのローバーからドイツのBMWに移行したのが2001年なので、もう18年経ちました。

 ローバー時代から評価の高かったコンパクトなボディをドイツ流に解釈した現代版「ミニ」は、現行モデルで3世代目となり、日本では「ちょっとクルマにこだわっています」感が演出できるブランドとして人気です。

 当初の3ドアのみだったミニですが、カブリオレやクロスオーバーなどバリエーションが増え、とくに30代の女性からの支持率が高かったのが、観音開きのバックドアを持つステーションワゴンの「クラブマン」です。

 サイズは全長4270mm×全幅1800mm×全高1470mmと、もはや『ミニ』ではないのですが、その分、居住空間もしっかりあり、実用性も高くなっています。

 搭載されるエンジンは1.5リッター直列3気筒ターボ、2リッター直列4気筒ターボ、2リッター直列4気筒ディーゼルがあり、使用状況に合わせて選ぶことができます。

 女子人気が高いクラブマンですが、ある20代女性は「自分が思う未来像にピッタリで、将来乗ってみたい」と語っていました。コストコの駐車場で、家族みんなで荷物を積み込んでいるシーンが浮かんだそうです。

 また、ペットの犬を広い荷室に同乗させたいという意見もありました。

 高い実用性がありつつ、おしゃれにも見えるクラブマンは、幸せな家庭をイメージさせるのかもしれません。

※ ※ ※

 女性から話を聞くと、周囲を威圧するような「コワモテ」なクルマはあまり好かれていないようです。しかし、ミニバンでは「オラオラ顔」が人気というのが現状です。

 ファミリー層の場合は、クルマ選びの最終決定権は奥さまにあるという家庭が多いのですが、さまざまな経験を経て家族が増えると、オラオラ顔のミニバンに落ち着くのかもしれません。

 ちなみに、女性が免許を持っているのが当たり前の現在でも、自分で運転したいという人は意外に少数派でした。やはり、クルマの運転は男性がしたほうが女性はうれしいみたいです。

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