三菱自動車が高知県と災害時協力協定を締結。災害発生時はアウトランダーPHEVなどの電動車を提供

11月11日、三菱自動車は高知県および高知三菱自動車販売と災害時協力協定を締結したと発表した。

「自然災害などによる社会不安を和らげ、地域の皆様の安全・安心に寄与できることは、三菱自動車の強い願いです」（益子会長）

　この協定は、災害発生時に三菱自動車製の電動車を速やかに提供できる体制づくりを2022年度までに全国の自治体と目指す「DENDOコミュニティサポートプログラム」の一環で、高知県は7例目となる。同日には、三菱自動車の益子修会長が高知県庁を訪問し、岩城孝章副知事らとともに協定の締結式に臨んだ。


　災害時協力協定の締結は、災害発生時に改めて自治体と必要事項を確認する時間的ロスをなくし、給電等に活用できるプラグインハイブリッド電気自動車「アウトランダーPHEV」などの電動車をタイムリーに被災地・避難所等へ届けることを目的としている。

　益子会長は「高知県では1998年の高知豪雨で大きな被害があったと伺っております。当社の製品が少しでもお役に立ち、自然災害などによる社会不安を和らげ、地域の皆様の安全・安心に寄与できることは、三菱自動車の強い願いです」とコメントした。