ブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領が、F1ブラジルGPを2020年からリオデジャネイロの新サーキットで開催すると発言した。
F1の歴史のなかで大部分のブラジルGPがインテルラゴスで開催されており、1990年以降はすべてサンパウロの同サーキットが使用されてきた。
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しかし最近、リオデジャネイロ州ウィルソン・ウィッツェル知事が、F1商業権所有者のリバティ・メディアはグランプリをリオで開催することに前向きであると発言した。これに続き、8日、ボルソナーロ大統領がメディアに対し、ウィッツェル州知事およびリオデジャネイロのマルセロ・クリベラ市長との間で、デオドーロ地方に新サーキットを建設することで合意したと述べた。
「F1上層部はブラジルでのグランプリを継続することを決めている。だがサンパウロでの開催は同イベントの公的支援と負債の関係で難しくなってきている」とボルソナーロ大統領はコメントした。
「新しいサーキットは6カ月から7カ月のうちに建設される予定だ。ホテル業界にとってよいことだし、6000から7000の職が生み出されることになり、州の経済においても喜ばしい。リオデジャネイロとブラジルにとって素晴らしいことである」
新サーキットの設計はF1サーキットデザインを手掛けるティルケ・エンジニア&アーキテクトが担当し、公的補助なしに民間資金によって建設され、今年中に完成する予定だということだ。新サーキットの名称には、ブラジル出身の伝説的なF1ドライバー、故アイルトン・セナの名前を使用すると、大統領は述べている。
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