レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、伝説的なエンジニアであるエイドリアン・ニューウェイのチームへの貢献について、デザインのインプットにとどまらず、新たなスタッフにインスピレーションを与えていると語った。
2005年にジャガーからチームを引き継ぎ、F1に参戦したレッドブル。ニューウェイは2006年からチームに加わり、押しも押されもせぬトップチームの座を確立する上で中心的な役割を果たしてきた。
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先日のカナダGPでマックス・フェルスタッペンが優勝し、フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズ、メルセデスに次いで5チーム目となるF1通算100勝を達成したレッドブル。ニューウェイも、自身が手がけたマシンとしての200勝目を挙げた形だ。
ホーナーはmotorsport.comの独占インタビューの中でニューウェイについて語り、チーフテクニカルオフィサーという肩書きは変わらなくても、ニューウェイの役割が年々変化していることを説明した。
ニューウェイはレッドブルとの新たな契約にサインし、さらに数年間(正確な契約期間は公表されていない)このポジションに留まることが明らかになっている。彼の仕事は現在、レッドブルF1チームの設計の細部に取り組むだけでなく、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズのビジネスと新しいパワートレイン部門の開発にも及んでいるという。
「エイドリアンは、我々が手にしたすべての成功に驚異的な貢献をしてくれた」
そうホーナーは語った。
「もちろん、初期のころはエイドリアンに依存していたし、私はエイドリアンの周りにチームを集めて、彼の図面から可能な限り早くマシンを完成させることができるようにした」
「レギュレーションが大きく変わり、(レッドブルがセバスチャン・ベッテルと共にF1を支配した)2010年から2013年にかけてはロブ・マーシャルをはじめとする組織のキーパーソンに支えられ、彼は素晴らしい仕事をしてくれた」
「ハイブリッド時代には競争力がなく、彼は少し幻滅した。だが(ホンダと契約し)エンジンの競争力が高まってからは、明らかにF1への熱意が戻ってきた」
ホーナーは、ニューウェイが若手と一緒に仕事をすることを楽しんでおり、インスピレーションを与えることができる人物だと語った。
「ピエール・ワシェがテクニカル・ディレクターとしてエイドリアンと共に働いていることで、空力グループは彼の経験に依存することなく、その恩恵を受けることができる」
「彼はチーム内のすべてのデザイン・エンジニア、特にこれから入ってくる若手にとってインスピレーションを与えてくれる存在であり、若手と一緒に仕事をすることや、物事に挑戦することをとても楽しんでいる」
「彼は明らかに我々の100勝をマークするという成功において重要な役割を果たしてきた。でもすべての役割がそうであるように、彼の役割は長年にわたって進化してきたんだ」
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