メルセデス・ベンツ A 200 d、最新クリーンディーゼルエンジンを搭載して販売開始

Mercedes-Benz A 200 d Sedan

メルセデス・ベンツ A 200 d セダン

最新クリーンディーゼルユニット「OM654q」を搭載

メルセデス・ベンツ日本は、新型Aクラスセダンに最新のクリーンディーゼルエンジンを採用した「A 200 d セダン」を追加し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文を開始した。カスタマーへの納車は本年4月頃を予定している。

メルセデス・ベンツ初の前輪駆動シャシーをベースにしたプレミアムコンパクトセダンであるAクラスセダンは、日本の道路環境にも適合するコンパクトな車格にセダンのフォーマルさと若々しいイメージを融合させたモデル。対話型インフォテインメントシステムのMBUX（メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス）が発揮するユーティリティや、Sクラスにも搭載される最新の安全運転支援システムも高い支持を得ているが、今回、CクラスやEクラスでも実績がある最新のクリーンディーゼルエンジンを搭載したA 200 d セダンを追加することで、このシリーズのさらなる商品価値向上を企図する。

EURO6d規制やステージ2RDE規制に適合

最高出力150ps（110kW）＆最大トルク320Nmを発生する2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボ“OM654q”は、低燃費性能はもちろん低振動かつ高い静粛性能を誇るユニットとして既に高い評価を得ている最新のディーゼルエンジン。シリンダーピッチを90mm、シリンダー間の厚みを8mmとして全長をコンパクトに設計したシリンダーブロックはアルミニウム製で軽量化に貢献し、熱膨張率の異なるスチール製ピストンを用いることで40％以上の摩擦低減を達成する。また、シリンダーウォールにはスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE摩擦低減加工も施す。

排出ガスの浄化システムには、酸化触媒、AdBlue添加、sDPF（DPF with SCR Coating：選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター）、SCR触媒、ASC（アンモニアスリップ触媒）という多重システムが用いられ、粒子状物質の捕集と窒素酸化物の低減、余剰アンモニア処理をハイレベルで達成する。

また、ピエゾインジェクターを用いて最大圧力2万50barまで高めたコモンレールダイレクトインジェクションシステムを搭載。冷却された高圧EGRと低圧EGRを組み合わせたマルチウェイ排出ガス再循環（EGR）を採用することで、燃焼の最適化と後処理を行う前の段階で窒素酸化物の低減を可能にした。

新車購入時から3年間、一般保証修理／定期メンテナンス（点検整備の作業工賃・交換部品）／24時間ツーリングサポート／地図データ更新を無償で提供する走行距離無制限の保証プログラム「メルセデス・ケア」を適用。また、メルセデス・ケア期間中に、希望のモデルを3回無料で利用可能な週末貸出サービス「シュアカー・プラス」も付帯する。

メルセデス・ケア終了後に一般保証と24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」、4、5年目のメンテナンスサービスにおいて初回車検時及び4年目の点検や定期交換部品、消耗品の交換をパッケージで提供する有償の保証延長プログラム「メンテナンス プラス」も用意されている。

【車両本体価格（税別）】

メルセデス・ベンツ A 200 d セダン：420万円

【問い合わせ】

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