■BMWの2シーターオープンが改良 フロントフェイスを変更
BMWの日本法人は、2シーターオープンカー「Z4」の一部改良を実施し同日より発売すると2022年12月16日に発表しました。
改良モデルのZ4は2023年1月以降のデリバリーを予定しているといいます。
【画像】「目ヂカラ」キリッ! イメチェンしたBMW 新「Z4」改良前後でどう変わった? 写真で見比べる(28枚)
BMW「Z4」は2002年に先代の「Z3」に代わるロードスターモデルとして初代が登場しました。優れたボディ重量バランスと、スポーティなハンドリングを持つことが特徴の2シーターオープンカーです。
3代目となる現行モデルは2018年9月に登場し、日本では2019年3月に発売されました。
Z4の名称は約2年のブランクを経て復活。これまでの60年以上続くBMWロードスターモデルのデザインを踏襲しながら、縦型ヘッドライトやメッシュ形状の「キドニー・グリル」など新しいデザインコンセプトを採用しています。
インテリアはインパネがドライバー側に傾けられ、10.25インチのディスプレイやフル液晶メーターを採用。なお、ソフトトップは10秒で開閉が可能となっています。
パワートレインは2種類。最大出力197馬力・最大トルク320Nmを発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジン搭載の「sDrive 20i」と最大出力340馬力・最大トルク500Nmを発揮する3リッター直列6気筒ターボエンジン搭載「M40i」が設定され、いずれも後輪駆動となっています。
先進装備は、コネクテッドサービスの「コネクテッド・ドライブ」やAIアシスタントによる車両操作機能「インテリジェント・パーソナル・アシスタント」、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報をはじめとする「ドライビング・アシスト」を装備しています。
今回の改良では主に外観デザインの変更が実施され、ヘッドライトの周りがブラックとなり、水平基調のキドニー・グリルを採用したほか、ロアインテークの形状が変更になりました。
改良モデルのBMW Z4の価格(消費税込)はsDrive20iが714万円、M40iが894万円となっており、全車AT車で右ハンドルのみの設定です。
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