トヨタの最上級ミニバン・アルファード/ヴェルファイア。VIPの送迎にも使われるようになり、すっかり日本の顔としての評価も固まっている印象だ。よく見かけるんだけど……いろいろあってわからない。アルとヴェルで何が違うのかが即答できない。そもそもいつ頃登場したクルマなのかを知らない──そんなアナタの疑問に答えます。
■ アルファードが先行してデビュー、現行は三代目。
■ ヴェルファイアは初代ではアルファードVとして用意、ニ代目アルファード登場時に独立車種としてデビュー。
■ 各世代でマイナーチェンジが施されている。前期/後期という扱い。つまり、2018年末現在では六世代分が登場済み。
■ ハイブリッドは、当初は独立車種、途中からグレード展開に変更。
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2002/5/22:初代デビュー
2002年5月22日にデビュー。アルファードGとアルファードVという2車種で展開、前者はトヨペット店/後者がビスタ店での販売車種という違いがあった。両者の見分け方はグリルとエンブレム。Gが豪華なめっきを施しエンブレムが大きいのに対し、Vは横桟型グリルに細長いエンブレムを備えていた。
パワートレインは4気筒2.4ℓ+4速ATと、V型6気筒3.0ℓ+4速ATの2種。4気筒車は「AX」「AS」グレード、6気筒車は「MX」「MS」「MZ」のグレード展開。それぞれにFWD/AWDを用意した。
2003/7/30:ハイブリッド仕様デビュー
2003年7月30日に追加。扱いとしてはG/Vに続く第3の車種だった。当時のエスティマハイブリッドにも搭載するTHS-Cを採用、さらに後軸はオンデマンド式のリヤアクスルモーターユニット「E-Four」を備えていた。THS-Cとは、CVT+1モータ式のハイブリッドシステム。プレスリリースによれば、アルファードG/VのAW(AWD)に対して130kg増の車重だったという。
2005/4/19:初代マイナーチェンジ
2005年4月19日に初代がマイナーチェンジ。G/V/ハイブリッドともに適用された。
GとVはグリル、バンパー、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプ、リヤガーニッシュを、ハイブリッドはグリルとヘッドランプのデザインを変更した。左側Aピラーにサイドアンダーミラーが装着されていることから見分けがつく。
2008/5/12:2代目デビュー
2008年5月12日にフルモデルチェンジ。アルファードVが「ヴェルファイア」に改称したのが最大のトピック。アルファードは「上品/洗練」、ヴェルファイアは「力強さ/先進性」の特徴を際立たせた外観とした、とプレスリリースには記載されている。
パワートレインは4気筒2.4ℓ+4速ATと、V型6気筒3.5ℓ+6速ATの2種。前者は基本的に先代を踏襲、後者はGR型に置き換わっている。ハイブリッド仕様は当初ラインアップされず、つまり全車FWD仕様だった。
グレード名はアルファード/ヴェルファイアともに排気量を示す数字+アルファベットで構成され、アルファードがX→S→G、ヴェルファイアがX→Z→Vの順に上級グレードとしていた。
2011/9/27:ニ代目マイナーチェンジ
2011年9月27日にニ代目がマイナーチェンジ。アルファード/ヴェルファイアともに、ハイブリッドをグレードとして追加した。外装ではグリル、フロントバンパー、リヤガーニッシュ、バックランプのデザインを変更している。
ハイブリッドグレードは、先代のTHS-CではなくTHS-IIを採用。組み合わせるエンジンは直列4気筒2.4ℓで、後軸にE-Fourを備えていた。
2015/1/26:3代目デビュー
2015年1月26日、三代目がデビュー。「従来にはない新しい高級車の概念を想像することを目指し、『大空間高級サルーン』をキーワードとして開発」「アルファードは『豪華・勇壮』を、ヴェルファイアは『大胆・不敵』をテーマに、特徴をより際立たせた外観とした」とはプレスリリースから。
パワートレインは直列4気筒2.5ℓ+CVT、V型6気筒3.5ℓ+6速AT、そして直列4気筒2.5ℓ+THS+E-Fourの3種。グレード展開は複雑化、7人/8人乗車、パワートレイン、駆動方式が入り交じり、登場時にはアルファードだけで24種が用意されていた。
2017/12/25:三代目マイナーチェンジ(現行モデル)
2017年12月25日に三代目がマイナーチェンジ。待望の先進安全技術「Toyota Safety Sense」を全車に搭載した。外観はヘッドランプ、グリル、フロントバンパー、バックドアガーニッシュ、リヤコンビネーションのデザインを変更。V型6気筒3.5ℓエンジンは8速ATとの組み合わせに置き換わった。「Executive Lounge」グレードをアルファード/ヴェルファイアともにラインアップしたのもトピックである。
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