現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 平成スポーツカー図鑑<その16>ホンダ・ビート(平成3年:1991年)

ここから本文です

平成スポーツカー図鑑<その16>ホンダ・ビート(平成3年:1991年)

掲載 更新
平成スポーツカー図鑑<その16>ホンダ・ビート(平成3年:1991年)

新しい元号が「令和」に決まり、いよいよ平成が終わろうとしているが、この時代に誕生した記憶にとどめておきたいスポーツカーたちを、図鑑風に紹介していこう。今回は、軽初のスポーツカー、ホンダ・ビートだ。

ホンダならではの発想が生んだ軽初の本格ミッドシップ・オープンスポーツ
「ホンダ・ビート(PP1型:1991年5月発売)」

トヨタのミドルサイズSUV、新型ハイランダーがニューヨークでお披露目

ビートは、軽乗用車として初めてミッドシップエンジンと2シーターフルオープンボディを採用したことで知られる。コンパクトなボディでミッドシップを成立させる独創のパッケージングで、重心高440mm、前後重量配分43:57(1名乗車時)というミッドシップスポーツとして理想的なボディバランスを実現していた。

F1テクノロジーの応用から生まれたE07A型エンジンは、多連スロットルで吸気効率を向上させ、燃料噴射制御マップ切り換え方式でシャープなレスポンスを得るPGM-FIを組み合わせた制御システム、MTRECを搭載。

4バルブヘッドやテーパーポートのインマニ、大流量排気系などの高出力化技術も投入され、自然給気のSOHCながら64psを発生した。

ストロークを40mmとした5速MTは手首の返しで小気味良くシフトできるように考えられた結果だ。

シャシは前後ストラットと前155/65R13・後165/60R14の前後異サイズタイヤを組み合わせ、さらに軽自動車初の4輪ディスクブレーキも採用して運動性能を高めている。

ライバルの多くがターボを選択する中、ミッドシップならではの切れの良いハンドリングで勝負したビートは、今なおファンが多い貴重な存在だ。

ホンダ ビート(1991年)主要諸元
●全長×全幅×全高:3295×1395×1175mm
●ホイールベース:2280mm
●重量:760kg
●エンジン型式・種類:E07A型・直3 SOHC
●排気量:656cc
●最高出力:64ps/8100rpm
●最大トルク:6.1kgm/7000rpm
●トランスミッション:5速MT
●タイヤサイズ:前155/60R14、後165/60R14
●価格:136万8000円

[ アルバム : ホンダ・ビート はオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】マイカー・車検月の登録でガソリン・軽油7円/L引きクーポンが全員貰える!

こんな記事も読まれています

RB、F1マイアミGP用スペシャルリバリーを発表。レインボーの“カメレオン”カラー
RB、F1マイアミGP用スペシャルリバリーを発表。レインボーの“カメレオン”カラー
AUTOSPORT web
1度は乗り比べたい! トヨタ「ランクル」勢揃い!? 300・250・70のオフロード試乗! 三者三様の違いとは
1度は乗り比べたい! トヨタ「ランクル」勢揃い!? 300・250・70のオフロード試乗! 三者三様の違いとは
くるまのニュース
チーム発足から4年間で3度目の快挙!「ヨシムラSERT Motul」がル・マン24時間耐久レースで優勝
チーム発足から4年間で3度目の快挙!「ヨシムラSERT Motul」がル・マン24時間耐久レースで優勝
バイクのニュース
森永卓郎のミニカーコラム「トヨタbZ4X」
森永卓郎のミニカーコラム「トヨタbZ4X」
カー・アンド・ドライバー
マレリとヘサイが協力、ヘッドライトとライダーを合体…北京モーターショー2024
マレリとヘサイが協力、ヘッドライトとライダーを合体…北京モーターショー2024
レスポンス
[ランクル]だけじゃない!! 軽トラも盗難される時代に!? アメリアで人気なワケも衝撃
[ランクル]だけじゃない!! 軽トラも盗難される時代に!? アメリアで人気なワケも衝撃
ベストカーWeb
どうしてそうなった? グリスレス&丸目ライトは日本じゃ流行らないでしょ!? ソアラ、CR-Xデルソル、そしてクレフを覚えているか?
どうしてそうなった? グリスレス&丸目ライトは日本じゃ流行らないでしょ!? ソアラ、CR-Xデルソル、そしてクレフを覚えているか?
ベストカーWeb
[テラノ]の後継!? のサスがスゴい!! 特別仕様車にテイン謹製のサスが標準!! さすが老舗の味付けだった
[テラノ]の後継!? のサスがスゴい!! 特別仕様車にテイン謹製のサスが標準!! さすが老舗の味付けだった
ベストカーWeb
なぜホンダ「NSX」が9600万円も? アイルトン・セナの元愛車で映画にも登場した有名なクルマでした
なぜホンダ「NSX」が9600万円も? アイルトン・セナの元愛車で映画にも登場した有名なクルマでした
Auto Messe Web
F1第6戦、波乱が起きやすいコース設定、高い気温がポイント!?【マイアミGPプレビュー】
F1第6戦、波乱が起きやすいコース設定、高い気温がポイント!?【マイアミGPプレビュー】
Webモーターマガジン
トヨタ「新型4ドアオフロードSUV」登場! 車高アップ×ド迫力「ブラック仕様」がカッコイイ! 新「LANDSCAPE」 クラウン通常モデルとの違いは?
トヨタ「新型4ドアオフロードSUV」登場! 車高アップ×ド迫力「ブラック仕様」がカッコイイ! 新「LANDSCAPE」 クラウン通常モデルとの違いは?
くるまのニュース
観光地へのドライブは要注意! 「坂道・駐車・観光客」行楽シーズンに気を付けたい運転のポイントとは
観光地へのドライブは要注意! 「坂道・駐車・観光客」行楽シーズンに気を付けたい運転のポイントとは
くるまのニュース
登場しては消滅……の連続! 走りはいいんだけどなぁ……な「低全高ミニバン」4台と今は見かけないワケ
登場しては消滅……の連続! 走りはいいんだけどなぁ……な「低全高ミニバン」4台と今は見かけないワケ
WEB CARTOP
連休中はクルマのタイヤに注意! 見た目じゃ空気が少ないのが分からない車両も
連休中はクルマのタイヤに注意! 見た目じゃ空気が少ないのが分からない車両も
乗りものニュース
アストンマーティン、835馬力の新開発V12エンジン発表…年内デビューの新型車に搭載へ
アストンマーティン、835馬力の新開発V12エンジン発表…年内デビューの新型車に搭載へ
レスポンス
まさかの「BMW“軽”」!? 斬新「高級車グリル」&観音開き採用のホンダ「N-BOX」! ド迫力の「スーパーハイトワゴン」に“ユニーク”の声集まる
まさかの「BMW“軽”」!? 斬新「高級車グリル」&観音開き採用のホンダ「N-BOX」! ド迫力の「スーパーハイトワゴン」に“ユニーク”の声集まる
くるまのニュース
ル・マン24時間レースはチームメイトの怪我とマシントラブルで大波乱!予選編 レーシングライダー石塚健のレースレポート
ル・マン24時間レースはチームメイトの怪我とマシントラブルで大波乱!予選編 レーシングライダー石塚健のレースレポート
バイクのニュース
ニューウェイ争奪戦を繰り広げるフェラーリF1とアストンマーティン。それぞれのオファーとその魅力を分析
ニューウェイ争奪戦を繰り広げるフェラーリF1とアストンマーティン。それぞれのオファーとその魅力を分析
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

138.8145.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.8262.2万円

中古車を検索
ビートの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

138.8145.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.8262.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村