■新型「インテグラ ハッチバック」発売!
2023年2月28日、ホンダと広州汽車の中国合弁会社「広汽本田汽車」(以下、広汽ホンダ)は、新型「インテグラ ハッチバック」を発売しました。
【画像】アメリカのインテグラもカッコイイ! ホンダ新型「インテグラ」を画像で見る(125枚)
インテグラは、1980年代に初代モデルが誕生し、4代目まで日本でも販売されていたクーペ/セダン(4代目はクーペのみ)です。
2021年12月16日に発表された、中国向けの新型インテグラは「シビックセダン」の姉妹車で、北米で2022年にフルモデルチェンジしたアキュラ インテグラとは異なるモデルです。
ホンダは中国市場で広州汽車との合弁会社である「広汽ホンダ」と、東風汽車との合弁会社である「東風ホンダ」の2社からクルマを展開していますが、東風ホンダがシビックセダン(中国仕様)を扱い、広汽ホンダはフロントフェイスを変えるなど差別化した姉妹車のインテグラ(セダン)を取り扱っていました。
つまり、インテグラ(セダン)がすでに先行して展開されていたところに、今回シビック ハッチバックの姉妹車となる新型「インテグラ ハッチバック」が発売されたかたちになります。
エクステリアでは、フロントマスクなどはインテグラ(セダン)と同様ですが、ボディは日本で売られるシビック(ハッチバック)と同様の形状です。
ボディサイズは、セダンモデルと共通の全長4689mm×全幅1802mm×全高1415mm。
パワートレインには、最高出力142馬力・最大トルク182Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジンに、最高出力183馬力・最大トルク315Nmを発揮する2モーターを組み合わせたハイブリッドモデルと、最高出力182馬力・最大トルク240Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する「240TURBO」モデルがラインナップされます。
これに組み合わされるトランスミッションは、ハイブリッドモデルではE-CVTのみで、「240TURBO」モデルでは、CVTと6速MTから選択が可能です。
安全装備には、先進運転支援機能「Honda SENSING」のほか、コネクティッド機能「Honda CONNECT 3.0」などを採用しています。
価格は、「240TURBO」モデルが15万8900元(約313万円)からで、ハイブリッドモデルが18万2900元(約361万円)からです。
※ ※ ※
インテグラは、前述の通り北米でもアキュラブランドのニューモデルとして2021年に車名が復活しています。このクルマは、プラットフォームなどは11代目シビックと共用しているものの、独自のデザインやパワートレインを採用している“別のクルマ”です。
なお日本では2023年3月現在、両インテグラの国内販売に関する発表はありません。
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