車高が高いクリオ 正体は?
ルノーは、2車種の小型SUVをラインナップに揃える見込みだ。2017年初めから噂になっていたように、このブランドは間もなく発表される2代目キャプチャーの兄弟車を開発している。
ヴォグゾール、シトロエン、フォードなどのブランドにならった動きで、その新コンパクトSUVは2020年に登場する見込みだ。
クリオをベースにしたそのプロトタイプが先日スペインで目撃された。同国のバリャドリード工場で、ルノーはキャプチャーを製造している。一見するとマイナーチェンジ前のクリオのようだが、車高は明らかに高く、拡張されたトレッドとオーバーフェンダーが付けられたホイールアーチには、径の大きなタイヤとホイールが装着されている。このことから旧型クリオのボディの下には、改変されたプラットフォームがあると推測できる。
確認は取れていないが、ルノーは新型クリオとキャプチャーで使われているCMF-Bプラットフォームを、このクロスオーバーに採用するようだ。
スポーティな派生モデルに?
今回撮影した新小型SUVの開発車両は、キャプチャーよりもスポーティでドライバーを中心にした派生モデルとなる可能性も考えられる。フォードがエコスポーツをベースにしたピューマを計画しているのと同じ発想だ。
また、新型キャプチャーと同様、このモデルにもガソリンとディーゼル・エンジンのほか、Eテックと呼ばれるプラグインハイブリッドが設定されるだろう。電気のみで排ガスを出さずに走行可能な上、モーターのアシストによってパフォーマンスも向上するわけだ。
ヴォグゾールは実用性を重視したクロスランドXと、スタイルを優先したモッカXという2つのモデルを同じセグメントに投入しており、シトロエンは市場で同じような位置づけとなるC3エアクロスとC4カクタスを販売している。しかし、これらのモデルはそれぞれ別の顧客に訴求している。
キャプチャーのようなB-SUVまたはコンパクトSUVは、SUV市場の中でも最も人気が高い。Jatoの調べによると、昨年このセグメントは41%も成長したという。既にキャプチャーはこのクラスで最も売れているモデルだが、さらに複数のモデルを投入すれば、ルノーはこの市場をより広くカバーできるようになる。
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