現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 車名にダンス曲を採用!実は知られていないオーテック・モデル4選

ここから本文です

車名にダンス曲を採用!実は知られていないオーテック・モデル4選

掲載 更新
車名にダンス曲を採用!実は知られていないオーテック・モデル4選

コンパクトカーから福祉車両まで手がける

 日産自動車のカスタマイズカーや商用特装車、福祉車両など幅広く手掛けるオーテックジャパン。現在ではNISMOロードカー・シリーズや、プレミアムスポーツ・グレードのAUTECHシリーズが知られるところだが、それ以外にも多くのカスタマイズカーを手掛けている。そこで、ここでは過去にオーテックジャパンが手掛けた知られざる(?)カスタマイズカーをご紹介しよう。

メーカー直系チューニング車両? 新車で買える「コンプリートカー」とは

セレナ ハイウェイスター(1996年)

 ハイウェイスターと言えばエアロパーツを纏ったグレードとしても知られ、今ではカタログモデルとなってセレナの人気を支えているのはご存知の通り。しかし、そもそもは、初代セレナにオーテックが手掛けるカスタマイズカーとして登場したのが始まりでだった。

 1997年のマイナーチェンジ時に正式なカタログモデルとなり、現在に至るまでの人気グレードのひとつとなったのである。そのため、オーテックの里帰りミーティングに参加できるセレナ・ハイウェイスターは前期型のみとなっているので、注意が必要だ(ハイウェイスター自体は1995年にラルゴが初採用)。

マーチ・タンゴ(1996年)/ボレロ(1997年)/ルンバ(1998年)/ポルカ(2000年)

 オーテックが手掛けたマーチといえば、30周年記念車である現行K13型(4代目)がべースとなった「マーチ ボレロA30」が知られるところ。しかし、2代目マーチ時代にはボレロ以外にもクラシカルかつスポーティな雰囲気をもった「タンゴ」や、丸形のヘッドライトとテールランプを持った「ルンバ」、そしてレトロな外観とタータンチェックのシート表皮をもった「ポルカ」と、音楽にまつわる名前のカスタマイズカーを多くリリースしていたのだ。

 ちなみに音楽にまつわる名前となったのは、ベース車のグレード名も「Gシャープ」といった感じの音階表記であり、車名もマーチ(行進曲)だったからだろう。ちなみに現在は独立した車名となった「ジューク」というグレードも存在したが、こちらはオーテックは関係していない。

エルグランド ロイヤルライン(1998年)

 今でこそ多くのVIPなどにも愛用されている大型ミニバン。中でもアルファード/ヴェルファイアに設定されているロイヤルラウンジは、3列シート車である同車のシートを2列4名乗りとし、極上の快適空間を作り上げており、その広さはセンチュリーをも凌駕するほどだ。

 しかし、実は今から20年以上前にオーテックが同様のコンセプトの車両をエルグランドベースで作り上げていたのだ。それがこのロイヤルラインである。前席後ろには大型のキャビネットを備え、右座席側はノートパソコンが収納できるスペースや電源が備わるビジネス用として、左座席側には電動シートバック中折れ機構を備えテレビモニターを設置したくつろぎの空間として使い分けることができるようにされていた。

 カタログには「これからのVIP車の、ひとつの到達点となるでしょう。」という文言があるが、まさにそれが現実となったのだ。

シルビア スタイルA(2000年)

 シルビアと聞くとやはりFRスポーツという印象が強く、どちらかというと走りのイメージが強いかと思うが、2000年にオーテックがリリースしたスタイルAは、格子状のグリルを備えたクラシカルな佇まいを持ったモデルだった。

 内装もタンカラーの本革シートを装着し、インパネも専用のタンカラーを組み合わせるこだわりぶりで、まるで輸入車の高級クーペのような装いとなっている。しかし、しっかりターボとNA、そしてMTとATが選べた点が興味深い。ちなみに気になったので大手中古車サイトで検索してみたが1台もヒットしなかった……。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

タナク総合首位。勝田貴元はステージ優勝2回で総合3番手まで0.1秒差|WRCラリージャパンDAY2午後
タナク総合首位。勝田貴元はステージ優勝2回で総合3番手まで0.1秒差|WRCラリージャパンDAY2午後
motorsport.com 日本版
<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]ツイーターだけを“追加 or 交換”するのは、アリ!?
<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]ツイーターだけを“追加 or 交換”するのは、アリ!?
レスポンス
レッドブル、リヤウイングのスペック選定でミス?「空気抵抗が大きすぎる上に、この1スペックしかない」
レッドブル、リヤウイングのスペック選定でミス?「空気抵抗が大きすぎる上に、この1スペックしかない」
motorsport.com 日本版
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
くるまのニュース
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
AUTOSPORT web
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
くるまのニュース
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
バイクのニュース
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レスポンス
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
Auto Messe Web
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
WEB CARTOP
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
Webモーターマガジン
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
motorsport.com 日本版
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
くるまのニュース
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
バイクのニュース
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
レスポンス
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
WEB CARTOP
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
くるくら
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

128.9187.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

6.9254.0万円

中古車を検索
マーチの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

128.9187.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

6.9254.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村