先日行われたラリー・スペインで2位に入り、2019年のWRC(世界ラリー選手権)のドライバーズチャンピオンに輝いたオット・タナク。しかし今季限りでTOYOTA GAZOO Racing WRTを離脱し、来季からヒュンダイ加入を決断。ティエリー・ヌーヴィル、ダニ・ソルド、セバスチャン・ローブと共に、2020年のWRCを戦うことになった。
「2020年シーズンのWRCで、ヒュンダイ・モータースポーツに加わることができるのを、本当に楽しみにしている」
■トヨタ社長、WRC王者に輝いたタナクを祝福「最終戦でもう一度共に喜ぼう」
タナクは今回の発表に際し、そうコメントを発表した。
「アンドレア(アダモ/ヒュンダイのチーム代表)が示してくれたビジョンは非常に有望であり、将来の僕自身の野心にマッチしている」
「我々それぞれのキャリアにおけるエキサイティングな段階で、このチームに参加するというチャンスを手にできるのは、僕にとって大きな名誉だ」
「ヒュンダイが成し遂げたことに対して、大いにリスペクトしている。何年もの間、僕らはお互いに緊密に戦ってきた。彼らは常に、競争力のあるチームとマシンを持っていた。今までの反対側から物事を見るのは、非常に興味深いことだ」
「ドライバーラインアップも素晴らしい。今後数年間で共に達成できることを目にするのを、楽しみにしている」
ヒュンダイのモータースポーツ・ディレクターであるアンドレア・アダモは、タナク加入について次のように語った。
「タナクと2年契約を結ぶことは、ヒュンダイのWRCに対する継続的なコミットメントと、その野心を示すものだ」
「我々は今シーズン、タイトルを巡って非常に接近した戦いを繰り広げている。そしてオットとマルティン(ヤルヴェオヤ/コ・ドライバー)を2020年からチームに迎え入れることで、今後数年間、我々は戦いの最前線に立つことができる」
「我々がこれまでに見てきたように、彼には並外れた才能があり、驚くほど速く、そしてどんなコースでも安定している。彼はヒュンダイ・モータースポーツにとって、本当の財産になるだろう」
「彼の発表に伴い、2020年に向けて4人のドライバーを確定できることになった。ティエリーとオットは、それぞれがヒュンダイi20クーペWRCで、全14ラウンドを戦う。ダニとセバスチャンは、3台目のマシンをシェアすることになる」
「強力で刺激的なドライバーラインアップであり、それはチームが目指す高いベンチマークを設定することになる」
「また来季のWRCでどのように協力できるか、アンドレアス(ミケルセン)およびクレイグ(ブリーン)と会話を続けている」
一方でタナクが抜けることになったトヨタのラインアップがどうなるのか、注目されるところだ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?