走るシーラカンスの異名を持つ名車「デボネア」
トミーテックは、大人向けのディスプレイ用ミニカー「トミカリミテッド ヴィンテージ」シリーズを2004年から展開している。このシリーズは1/64スケールながら、金属製のボディとシャーシ、ゴム製のタイヤ、実車に近似したメッキ表現、ハンドル・シート・ダッシュボードといった細部や質感を高いレベルで再現し、多くのファンから支持されている。■三菱 デボネア2024年に誕生60周年を迎える三菱 デボネア。三菱としては初めての高級車として登場したデボネアは、車両前後の両脇にエッジを立てたデザインが印象的。また、目まぐるしく変化した当時の日本車としては異例の22年間モデルチェンジなしを貫いたことでも有名だ。もちろんその間、テールランプなど外観デザインや内装、エンジン等の変更があったものの、基本的なイメージはほとんど変わっていない。このことから、誰がつけたか“走るシーラカンス”とも呼ばれるようになった。トミカリミテッドヴィンテージでは、2007年にデボネアを製品化し、以降も年式やボディカラーの違いでバリエーションを展開しているが、今回は最初期型の新色での製品化となる。ロケットランプと呼ばれるリアフェンダーのランプを装着した初期型で、64年式特有のフロントグリル形状にも注目だ。価格は緑・茶カラーのいずれも税込み3410円で、2024年5月に発売予定だ。商品は一部の家電量販店のホビーコーナーや模型店でも扱われるが、人気モデルは予約でいっぱいになる可能性もある。確実に入手したい人はタカラトミーモールでオンライン予約がオススメだ。※各モデルのディティールカットはギャラリーページでご覧いただけます。ギャラリーページへは各写真または記事末尾の【記事の画像ギャラリーを見る】をクリックしてください。
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