旧型「ディフェンダー」のオーバーランド仕様
ランドローバー「ディフェンダー」が初めて登場したのは1948年のこと。当時は「ランドローバー シリーズI」という名称で、以降はシリーズII、シリーズIIIと世代を重ねていきました。
【画像】無骨でカッコいいオーバーランダー! 「ディフェンダー」のキャンパー仕様を写真で見る(18枚)
その後、1983年のマイナーチェンジを期に、ホールベースの長さに応じた90/110/127などのコードネームを付けて呼ばれるようになりました。
名称が現在のディフェンダーになったのは1980年のことで、これは前年に登場したランドローバー「ディスカバリー」との混同を避けるためのようです。
以降に登場したモデルはパワートレインが何度か変更されており、歴代での差別化が図られました。一方で、外観や基本構成はほとんど変わらず世界中の固定ファンを獲得しました。
現在でも新型が登場しており、それらはクラシック・ディフェンダーやヴィンテージ・ディフェンダーなどと呼ばれながらファンを魅了し続けているのです。
そんなディフェンダーのキャンパー向けカスタムカーがオフローダーマーケットプレイスサイト「Expedition meister(エクスペディションマイスター)」に出品され話題になっています。
今回オークションで出品された個体はディフェンダー110をベースとしており、42.4lのTD4ディーゼルエンジンを搭載しています。なお、本来駆動していたチップチューニングEGRは削除されています。
パワーは114馬力とアウトドアで活躍することは間違いありません。それを駆使して使い込まれたようで、中南米を縦断する道路であるパナアメリカーナなどを走行したことにより走行距離は14万3000kmに達しています。
まずは一般的なクルマのようなエアコンや電気式の窓、ラジオ、ミラーのリアカメラといった装備も備えています。
2007年式ディフェンダー・キャンパーの走行は14万km
そして特徴的なのがキャンプ向けの機能です。後部座席を取り払い2人乗りにすることにより、広大な荷室を作り出しており、これによりシルエットも独特なものになっています。
キャンプ向けのカスタムはOffge Mobelが行いました。それによりさまざまな会社から部品を調達しており、ポップアップルーフ、シャワーテントなどを装備。
車内にキッチンと冷蔵庫が備えられているため、食べ物の持ち運びの他、現地調達した食材の調理も可能です。
他にもカリフォルニアの中古車販売店であるウエスタンモータースが手がける部品も取り入れており、そのひとつとして後部にはしごステップで歩くことができるルーフラックシステムを備えています。
他にはマンテックスペアホイールホルダーが備えられており、キャンプ中に開けてドアを簡単に開けられるため、不測の事態にも対応可能です。
座席は2人乗り用に設計されていますが、後部の荷室の使い方次第では5人乗りまで可能に。多人数での車中泊を想定した装備も揃えられています。
バッテリーはソーラーバッグ120Wを有しており、1週間程度の生活が可能。USBソケットや水が入った小さなシンクもあり、高い居住性を持つ車内空間です。
加えて、アウトドアに限らず野生と隣接した中南米地域を走るための特徴的な装備もあります。たとえば、赤道直下を走ることを想定した暑さ対策として、日本企業のGMBが手がける燃料クーラーカバーを使用しています。
パーツ単位で着目すると、タイヤとポップアップルーフテント生地は新たなものを採用。
タイヤはヨコハマ「GEOLANDAR」となっています。これがディフェンダー特有のヘビーデューティーホイール(ウルフスタイルホイール) と組み合わさり、より一層アウトドア向きな走りができるでしょう。
※ ※ ※
価格は6万6500ユーロ(日本円で1074万円)から交渉可能となっています。
ディフェンダーをカスタムしたキャンピングカーは数多く出品されており、注目度は高いようです。
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みんなのコメント
サードモデル開発にあたり外装は先祖返りしそうだな。Gクラスの例もあるしイネオスが出た位だから
今回の様にガラリと代えずに行けばよかったのでは?
今のは醜くて見られたもんじゃない