ドライバーが負担に感じる諸経費ランキング
自動車の維持費に負担を感じるドライバーは多いはず。では、多くの人が実践している節約方法は?
フロントに新開発のV型6気筒3.5L直噴i-VTECエンジンと高性能モーターを内蔵したホンダの人気セダン「レジェンド」
ソニー損保は自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女に対し、「全国カーライフ実態調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答を得た。
自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1,000名(全回答者)に、年間走行距離を聞いたところ、「3,000km超5,000km以下」(31.2%)や「5,000km超7,000km以下」(21.8%)との回答が多くなり、年間走行距離の平均は6,186kmだった。
1.年間の走行距離
昨年の調査結果と比較すると、年間走行距離の平均は2020年6,017kmから2021年6,186kmと微増。
2.年間の走行距離【2014年~2021年:経年比較】
次に、車の維持費や負担感について質問した。1ヵ月あたりの車の維持費(※1)を聞いたところ、「5,000円~10,000円未満」(33.0%)や「5,000円未満」(22.6%)、「10,000円~15,000円未満」(18.9%)との回答が多くなり、維持費の平均は11,700円(※2)だった。
主に運転している車のボディタイプ別にみると、維持費の平均が最も低くなったのは軽自動車の9,500円、最も高くなったのはセダンの15,600円となった(※3)。
3.1ヵ月あたりの車の維持費
過去の調査結果と比較すると、維持費の平均は2019年12,400円、2020年10,900円、2021年11,700円と、昨年の大幅な減少から一転、800円の増加となった。
4.1ヵ月あたりの車の維持費の平均額【2010年~2021年:経年比較】
(※1):保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等のことで、税金、ローン返済、有料道路通行料は除く。
(※2):100円未満は四捨五入
(※3):オープン・クーペは参考値のため分析対象から除外
また、車の諸経費で負担に感じるものを聞いたところ、「自動車税」(68.6%)が最も高く、次いで、「車検・点検費」(62.6%)、「ガソリン代・燃料代」(54.0%)、「自動車保険料」(50.9%)、「駐車場代」(24.0%)、「修理代」(21.4%)となった。
居住地別(※4)にみると、「駐車場代」は都市部では39.4%と、地方(20.8%)に比べて18.6ポイント高い。
5.車の諸経費で負担に感じるもの
過去の調査結果と比較すると、「ガソリン代・燃料代」は2018年58.7%、2019年53.5%、2020年50.9%、2021年54.0%と、2年連続の下降から上昇に転じた。経済情勢や原油価格の影響でガソリン価格が高値水準になっているためか、ガソリン代・燃料代に対する負担感を抱く方が増えているのではないだろうか。
6.ガソリン代・燃料代を負担に感じる人の割合【2010年~2021年:経年比較】
(※4):市・区における人口ランキングの上位都市である、北海道札幌市、東京都23区、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、福岡県福岡市を「都市部」とし、それ以外を「地方」とした。
「高速道路の休日割引が適用されない期間中、土日祝日に高速道路を走行した」人は41.2%
新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図るために国土交通省から受けた要請に伴い、今年の4月29日から、高速道路の一部の区間において休日割引が適用除外となっている。
休日割引とは、ETCシステムにより、土日祝日に特定の区間を通行する軽自動車および普通車の通行料金が3割引となるものだ。適用除外については数回の期間延長措置が取られており、9月12日まで(※5)が対象期間とされている。
では、休日割引が適用除外となっていることについて、どのくらいの人が知っていたのか。自家用車にETCが搭載されている方702名に、今年の7月11日までに(※6)“高速道路の休日割引”が適用されないことを知っていたか聞いたところ、「知っていた」は53.3%、「知らなかった」は46.7%となった。
9.今年の7月11日まで”高速道路の休日割引”が適用されないことを知っていたか
(※5):調査結果掲載時点の情報にもとづいた対象期間であり、最新情報と異なる場合がある。
(※6):調査開始時点の情報にもとづき、期間を「今年の7月11日まで」として聴取した。
また、今年の4月29日以降、土日祝日に高速道路を走行したか聞いたところ、「走行した」は41.2%、「走行しなかった」は58.8%となった。
10.今年の4月29日以降、土日祝日に高速道路を走行したか
調査概要
調査タイトル :2021年 全国カーライフ実態調査
調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
自家用車を所有し月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女
(10代・20代、30代、40代、50代、男女各125名)
調査期間 :2021年7月5日~7月8日
調査方法 :インターネット調査
調査地域 :全国
有効回答数 :1,000サンプル(有効回答から1,000サンプルを抽出)
実施機関 :ネットエイジア
調査協力会社 :ネットエイジア
構成/ino.
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みんなのコメント
痛みも苦しみも知らない輩が色々決めるからおかしなことになる。
単に気に入らないなら車を持たずに必要な時にレンタカー借りるとか。
月極の駐車場代からまず開放です。次いで春の自動車税と数年に一度の車検に掛かる諸費用からも開放です。
極論するとそういうことになるんですが。