11月13日、2021年MotoGP第18戦バレンシアGP MotoGPクラスの予選がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、予選Q2にダイレクト進出したバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)は10番手グリッドを獲得した。
初日のFP1はウエットセッションで行われた。ロッシはリスクを回避する作戦をとったため、周回は4ラップに留まり、トップのライダーが記録したタイムの107%となる1分47秒608を上回れず、1分52秒981となった。
2021年最終戦でポールスタートのマルティン「ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得することが重要」/MotoGP第18戦バレンシアGP
FP2も難しいコンディションとなり1分32秒285で最後尾の21番手と初日は振るわない結果で終わった。
「おそらく、最も厳しいコースになりそうだ。タイヤのフィーリングにも苦戦し、グリップを得られなかった。でもまだ1日目だから、これから作業を重ねて改善を目指す。明日はコンディションが良くなるよう期待しているよ」とロッシ。
2日目は、FP3の終盤に1分30秒825をマークし、10番手で久々にダイレクトで予選Q2に進出した。Q2では序盤に7番手につけたあと、11番手に後退して1回目の走行を終了。セッションの残り3分に1分30秒746を記録して再び7位へ浮上したが、その後はイエローフラッグが掲示されて10番手グリッドを獲得した。
ロッシは、「良い土曜日だったし、午前中からマシンのフィーリングが良く、直接予選Q2に進出することができたからとても嬉しいよ。非常に良い状態でタイヤをはじめすべてのことが、とても楽にできていて素晴らしい」と語った。
「Q2も好タイムが出て、MotoGP最後のレースをグリッド10番手からスタートすることができる。つまり僕は今、世界のトップ10に速いライダーのひとりだ。このことは僕にとって、そしてチームにとっても大きな誇りだね」
「明日はいい走りをして、いいレースを見せて、ふたつか3つ順位を上げたいと思っている。午前も午後もペッコ(フランセスコ・バニャイア)のスリップストリームを利用して助けを借りたので、お礼を言わなければならないね」
「正直なところ、今回はいろいろな対応が難しく心配していたけど、今日はすべてが好転し、多くのサプライズを楽しむこともできましたし、壁に描かれた大きな絵にも感動した。だから、みんなの気持ちに感謝し、すべてをエンジョイしている」
ロッシにとっては26年のキャリアに幕を下ろすレースとなる第18戦バレンシアGP。決勝は10番手からのスタートとなるため、ポイント獲得や表彰台獲得に期待が大きく膨らんでいるファンは多いのではないだろうか。
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