■全く異なる4タイプで多様なニーズに応える新型「クラウン」シリーズ
トヨタは2022年7月15日、新型「クラウン」シリーズを発表し、シリーズ第1弾として9月に「クラウン クロスオーバー」を発売しました。
このあと、続いて3つのボディタイプの新型クラウンを2023年に順次発売するとしていますが、それぞれどのようなクルマなのでしょうか。
【画像】「クロスオーバー」はまだ序盤戦!? これから出る新型「クラウン」シリーズを写真で見る(72枚)
クラウンは、トヨタにとっても特別なブランドです。
初代クラウンはいまから67年前の1955年、独自の国産技術をもとに誕生した同社初の量産乗用車です。
他メーカーはまだ欧米メーカーの技術協力を得ながらようやく乗用車を生産していた時代に、あえて自社開発で高級車に取り組んだ「革新と挑戦」のDNAは、その後の歴代クラウンにも受け継がれています。
そして16代目となる新型でも「クラウンとはなにか」を見つめ直し、これまでとは違う新時代のフラッグシップ像を目指して誕生しました。
最大の特徴は、ユーザー嗜好の多様化にあわせた4つの全く新しいバリエーションを用意した点です。
第1弾としてデビューしたクラウン クロスオーバーは、セダンとSUVを融合したスタイルで、流麗さとダイナミックさを両立させました。
ボディサイズは、全長4930mm×全幅1840mm×全高1540mm、ホイールベース2850mm。
パワートレインは2つのハイブリッドで、新開発の2.4リッターデュアルブーストハイブリッドと、従来から続く2.5リッターシリーズパラレルハイブリッドを用意しています。
消費税込み価格は、435万円から640万円です。
さらに今後2023年より順次登場する見込みの、3つの新型クラウンについて紹介します。
●新型「クラウン スポーツ」
トヨタでは新型クラウン スポーツについて「エモーショナルな雰囲気を持ち、運転しやすいパッケージとともにスポーティな走りが楽しめるミドルSUV」だと説明します。
ボディサイズは、全長4710mm×全幅1880mm×全高1560mm、ホイールベース2770mm(スペックは全て開発目標値、以下同)。
新型クラウン クロスオーバーよりも短くワイドなフォルムで、ホイールベースも短くなっていることから、仮に同じパワートレインを搭載していた場合には、運動性能もさらに向上していることが予想されます。
●新型「クラウン セダン」
新型クラウン セダンは、15世代続いてきた4ドアセダンというフォーマルなスタイルを継承するモデルです。
トヨタでは「新たなフォーマル表現とともに、ショーファー(お抱え運転手)によるVIP送迎といった需要にも応える」といいます。
ボディサイズは、全長5030mm×全幅1890mm×全高1470mm、ホイールベース3000mm。
先代(15代目)クラウンのボディサイズは、全長4910mm×全幅1800mm×全高1455mm、ホイールベース2920mmだったので、フルモデルチェンジを機に全体にサイズアップしていることがわかります。
●新型「クラウン エステート」
そして、従来ステーションワゴンモデルにつけられていた名称を受け継ぐ新型クラウン エステートは「大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なラージSUV」だといいます。
あえて「ラージ」と表現していることから、ミドルSUVの新型クラウン スポーツとは対照的な位置づけとされているようです。
ボディサイズは、全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベース2850mm。
クラウン クロスオーバーと比較的近いサイズ感ですが、外観から見ても新型クラウン エステートのほうが明らかに室内や荷室部分は広そうに映ります。
※ ※ ※
2022年12月上旬現在、未発売の新型クラウン3モデルについて、搭載されるパワートレインや、内装など詳細な情報は明らかになっていません。
追加情報がいつ明らかにされるかなど、新型クラウンに対する興味は2023年も尽きません。
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みんなのコメント
先代譲りのグリーンハウスが6ライトのデザインも、レクサスLS、MIRAIと同じ手法でしょうけど、フォーマル狙いならセンチュリーあたりのクラシックなデザインのほうが良かったんではないかと。海外展開を考えて肥大化するのもそろそろやめませんか。