これが本命!? 自然と都市の共生を目指した新ワゴン
先日、東京・六本木ヒルズで「クラウン・スタイル・パーク」が開催された。4種のクラウンを一堂にチェックできるうれしいイベントだった。ひときわ注目を集めたのがエステートである。
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クラウンにワゴン(当時はカスタムと呼ばれていた)が登場したのは2代目(1962年)から。ボディはライトバンと共通ながらも、豪華装備に加えてラゲッジ部にはサードシートを設定、サスペンションは専用だった。とはいえ、まだビジネスユース優先の感が強かった。
その流れが変わり始めたのは7代目(120系/1983年)だった。ルーフ中央のスカイライトウィンドウや飾りホイール、専用2トーンカラー、フルフラットシートで独自性をアップ。8代目(1987年)には上級仕様のロイヤルサルーンが設定され、ハードトップやセダンと同等の地位を確立した。そして、11代目(1999年)はロイヤル/アスリートの2タイプを用意。走りのパフォーマンスも優れたものだった。しかし、2007年に生産中止。クラウンのワゴンは途絶えた。
今回、16年ぶりの復活となるクラウン・エステートだが、一体どんなモデルなのか? ひと言で説明すると「ステーションワゴンとSUVの融合」である。プロポーションは、RAV4より乗用車ライク、ハリアーほどアバンギャルドではない……という絶妙さ。前後のデザインはひと目でクラウン一族とわかる。とはいえ、他の3台と比べるとカジュアルだ。デザイナーの宮崎満則氏は、「自然と都市の暮らしの共生がテーマ」と教えてくれた。納得である。
インテリアは前席まではクロスオーバーと共通。後席以降がエステート独自となる。注目は積載性の高さだ。リアシートの背もたれを倒して拡張ボードを展開すると約2mのフリースペースが出現する。クロスオーバー+80mmの全高と相まって、広い空間は遊び道具の積み込みに最適なほか、車中泊も可能だろう。
パワートレーンはHEVとPHEVの2タイプと公表している。現時点では具体的な説明はないが、どちらも2.5リッター直4エンジン+モーターの組み合わせなのは間違いない。駆動方式は電動AWD(E-FOUR)。走りの実力はクロスオーバー譲り。クルマの性格を考えると、より穏やかハンドリングで快適性重視のクルージングモデル、と予測する。タイヤは235/45R21サイズのミシュラン・eプライマシーを履いていた。発売は2023年度内、楽しみな1台だ。
クラウン・エステート 主要諸元
モデル名=クラウン・エステート
全長×全幅×全高=4930×1880×1620mm
ホイールベース=2850mm
パワートレーン=2.5リッター直4・HEV/2.5リッター直4・PHEV
プラットフォーム=GA-K
サスペンション=フロント:ストラット/リア:4リンクリジッド
タイヤサイズ=235/45R21
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
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みんなのコメント
俺達貧困層は今年もトヨタの悪口を書くことしかできないのか。