フォルクスワーゲン ジャパンは、フルモデルチェンジする「ティグアン」や「パサート」、マイナーチェンジした「Tクロス」「ゴルフ」「ゴルフ ヴァリアント」の5車種を一挙に都内で発表し、4車種を披露。初のマイナーチェンジを迎えた「Tクロス」が7月6日(土)に予約受注するのを皮切りに、9月にかけて今回発表されたモデルすべての予約受注を順次受け付ける。
Volkswagen Tiguan|フォルクスワーゲン ティグアン
ゴルフ、ティグアンにプレミアムサウンドシステム搭載の限定車|Volkswagen
Volkswagen Passat|フォルクスワーゲン パサート
Volkswagen Golf|フォルクスワーゲン ゴルフ
Volkswagen Golf Variant|フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント
Volkswagen T-Cross|フォルクスワーゲンT-クロス
コンパクト・スモールサイズSUV市場の基盤強化とアイコンモデルの再活性が狙い
フォルクスワーゲン ジャパンは、フルモデルチェンジする「ティグアン」や「パサート」、マイナーチェンジした「Tクロス」「ゴルフ」「ゴルフ ヴァリアント」の5車種を一挙に都内で発表し、4車種を披露。初のマイナーチェンジを迎えた「Tクロス」が7月6日(土)に予約受注するのを皮切りに、9月にかけて今回発表されたモデルすべての予約受注を順次受け付ける。
Text by YANAKA Tomomi
ティグアン、パサートがフルモデルチェンジ。パサートにはPHEVモデルも
日本でも多彩なモデル展開をしているフォルクスワーゲン。日本の道路事情にも合うサイズ感や、多様なパワートレインの選択肢を提示しようと5つのモデルが一斉に発表された。
フォルクスワーゲン ティグアン
7年ぶりのフルモデルチェンジとなったSUV「ティグアン」は3代目となったことで、従来のMQBアーキテクチャーの進化版「MQB evo」を採用。上級セグメントの先端技術も投入された。
パワーユニットは、ティグアンとしては初の1.5リッターガソリンターボにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「eTSI」と、2.0リッターディーゼルエンジンの「TDI」を展開し、計6グレードを用意。
スペックは1.5リッターモデル「eTSI」が最高出力110kW(150ps)、最大トルク250Nmを発生し、前輪を駆動。「TDI」は142kW(193ps)、400Nmで四輪駆動する。
また「eTSI」では、アクティブシリンダーマネジメント機構(ACT)が強化され、4気筒のうち2気筒を頻繁に停止することで効率を高め、100km走行あたりで最大0.5リットルのガソリン節約に寄与。発進・加速サポートもする48Vマイルドハイブリッドシステムも初搭載し、より燃費向上に貢献する。
フォルクスワーゲン ティグアン
デザインでは、ボンネットの位置を従来よりも高くすることでSUVらしさを強調するとともに、空力性能も0.33から0.28へと向上。安全装備でも、ステアリング操作やアクセル、ブレーキも自動制御する「パーク アシスタント プラス」を全グレードで標準装備した。
ティグアンと同じくフルモデルチェンジしたパサートは、今回からワゴンボディ専用モデルに。パワーユニットもティグアンと同じ1.5リッターのマイルドハイブリッドシステム「eTSI」と、2.0リッターディーゼルターボ「TDI」にくわえ、従来よりEV走行レンジを延伸させたプラグインハイブリッド(PHEV)の「eハイブリッド」の計7グレードを展開する。
フォルクスワーゲン パサート
なかでも注目は「eTSI」をベースにしたPHEVの「eハイブリッド」。システム総合出力としては150kW、350Nmを発生し、19.7kWhのリチウムイオンバッテリーを用いてWLTC欧州計測値で120kmを超えるEV走行が可能となった。
ボディは従来よりも拡張。ひとつ上のセグメントに相当する全長4.9m級のボディサイズが与えられ、特に50mm伸長されたホイールベースにより、リアシートの居住性も向上させた。
フォルクスワーゲン パサート
フルモデルチェンジするティグアン、パサートともには9月から予約を受け付け、11月以降のデリバリーが予定されている。
Volkswagen Tiguan|フォルクスワーゲン ティグアン
ボディサイズ|全長4,545×全幅1,840×全高1,650mm
※Rラインは全長4,540×全幅1,860×全高1,650mm
ホイールベース|2,675mm
エンジン|<eTSI>1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン
<TDI> 2.0リッターディーゼルターボ
最高出力|<eTSI> 110kW(150ps)/5,000-6,000rpm
<TDI> 142kW(193ps)
最大トルク|<eTSI> 250Nm/1,500-3,500rpm
<TDI> 400Nm
トランスミッション|7段AT
Volkswagen Passat|フォルクスワーゲン パサート
ボディサイズ|全長4,915×全幅1,850×全高1,500mm
ホイールベース|2,840mm
エンジン|<eTSI>1.5リッター直列4気筒ガソリン
<TDI>2.0リッターディーゼルターボ
<eハイブリッド>1.5リッター直列4気筒ガソリン
最高出力|<eTSI>110kW(150ps)/5,000-6,000rpm
<TDI> 142kW(193ps)/3,500-4,200rpm
<eハイブリッド> 110kW(150ps)/5,000-6,000rpm
最大トルク|<eTSI> 250Nm/1,500-3,500rpm
<TDI> 400Nm/1,750-3,250rpm
<eハイブリッド> 250Nm/1,500-4,000rpm
トランスミッション|<eTSI><TDI> 7段AT
<eハイブリッド>6段AT
今年誕生から50周年を迎えるゴルフもマイナーチェンジ
今年誕生から50周年を迎えるゴルフもマイナーチェンジ
今年誕生から50周年を迎える「ゴルフ」と「ゴルフヴァリアント」はマイナーチェンジ。9月から予約受注を開始し、2025年1月からのデリバリーが予定されている。
フォルクスワーゲン ゴルフGTI
2021年に日本に導入された8世代目のアップグレードモデルとなる今回。内外装が主にブラッシュアップされ、日本では初採用となるイルミネーション付きVWエンブレムが精悍なフロントデザインを際立たせる。
フォルクスワーゲン ゴルフGTI
室内のセンタークラスターには12.9インチの大型タッチディスプレイに、最新のインフォテインメントシステム「MIB4」を搭載。「MIB4」ではIDA(アイダ)ボイスアシスタントと呼ばれる音声による機能操作も可能になり、エアコンやインフォテイメントなどの車両機能をコントロールできるという。
フォルクスワーゲン ゴルフGTI
パワートレインは最高出力85kW(116ps)または110kW(150ps)の2種類の出力を持つ1.5リッターeTSI 48Vマイルドハイブリッドシステムや、先代に引き続き設定されるデュアルアドブルー噴射機構、ツインドージングシステムを備えた2.0 リッター TDIクリーンディーゼルエンジンをゴルフとヴァリアント共通で設定。両車ともそれぞれ8グレードずつが用意される。
さらには、ハッチバック伝統のスポーツグレード「GTI」もゴルフにラインアップされ、195kW(265ps)を発生する2.0リッターTSIエンジンを搭載する。
フォルクスワーゲン ゴルフGTI
今回披露されたなかで、もっとも早く受注、デリバリーされるのが初のマイナーチェンジを迎えたコンパクトSUVの「Tクロス」。エクステリアデザインを変更し、ボディカラーには新たに3色を追加し8色展開に。
フォルクスワーゲン Tクロス
安全装備でも全グレードで同一車線内全車速運転支援システム「トラベルアシスト」を標準装備し、安全運転をサポートする。こちらは7月6日(土)から予約受注を開始。デリバリーは9月以降となる。
フォルクスワーゲン Tクロス
Volkswagen Golf|フォルクスワーゲン ゴルフ
Volkswagen Golf Variant|フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント
ボディサイズ|<ゴルフ> 全長4,295×全幅1,790×全高1,475mm
<ゴルフ ヴァリアント>
全長4,640×全幅1,790×全高1,485mm
ホイールベース|<ゴルフ> 2,620mm
<ゴルフ ヴァリアント> 2,670mm
エンジン|1.5リッター4気筒ガソリン、2.0ディーゼル
※GTIは2.0リッターガソリン
トランスミッション|7段AT
Volkswagen T-Cross|フォルクスワーゲン Tクロス
ボディサイズ|全長4,140×全幅1,760×全高1,575mm
ホイールベース|2,550mm
エンジン|1.0リッター直列3気筒ターボ
最高出力|85kW(116ps)/5,500rpm
最大トルク|200Nm/2,000-3,500rpm
トランスミッション|7段AT
価格|329万9000円~389万5000円
フォルクスワーゲン カスタマーセンター
Tel.0120-993-199
https://www.volkswagen.co.jp/ja.html
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買うなら次のモデルかな。