新型電動SUV『T9』、東洋の美学を取り入れたデザイン…奇瑞「風雲」ブランドが発表

奇瑞汽車（チェリー）は5月22日、「風雲」ブランドの新型プラグインハイブリッド（PHEV）SUVの『T9』を、中国北京で発表した。

風雲T9は、奇瑞が技術、品質、サービス、マーケットの向上を基盤に開発。新しい中大型電動ハイブリッドSUVになる。風雲T9のベース価格は、12万9900元。最上位の7名乗りフラッグシップ仕様は、16万9900元だ。

風雲T9は、東洋の美学を取り入れたデザインが特徴で、フロントグリル、サイドライン、テールライト、20インチホイールなどが豪華な雰囲気を醸し出している。耐候性の高い新色のグレーも用意された。

ボディサイズは、全長が4795mm、全幅が1930mm、全高が1738mm。3列シートの室内には、最大7名が乗車できる。エンジンは1.5リットルターボで、最大出力115kW、最大トルク220Nm。0-100km/h加速は7秒以内、WLTC基準による100km走行あたりの燃費は5.2リットルだ。

安全面では、高強度鋼を85%使用し、熱成形鋼を21%使用した。また、車内には、14スピーカーのソニー製サウンドシステムを搭載している。