ポルシェ911 RSクラブスポーツ(1992年)の概要
・1500万円からスタート
・2250万円で落札
・予想落札額は2200~2400万円だった
・僅かに290台のみが生産された希少な「M003/NGT」
・走行距離計の表示は4万7970km
・公道走行可能なレーシングスペック
・スピードライン製の3ピースホイールを装着
(落札金額には手数料等別途費用がかかります)
【画像】出品されたポルシェ911 RSクラブスポーツ(1992年)【ディテール】 全21枚
ポルシェ911 RSクラブスポーツ(1992年)の詳細
964型の911カレラRSには基本仕様となるRSベーシックのほかに2種類のオプションコードが設定され、それぞれ「M002/RSツーリング」、「M003/NGT」と呼ばれた。
ちなみに「M001」は純レース用のカップカーに与えられたコードとなる。
出品車は「M003/NGT」で、ヴァイザッハで組み付けられた溶接式のロールケージを含むカップカー用の強化ボディに、260psの3.6Lフラット6エンジン、強化クラッチ、強化サスペンション、強化ブレーキ、17インチ・サイズのマグネシウム製カップホイール、難燃性のレカロ製バケットシート(ポルシェ・クレスト刺繍入り)等を組み込んだ、ほぼレーシングスペックと言うべきロードゴーイング・モデルである。
なお、NGTには993以降のRSモデルにも受け継がれた「クラブスポーツ」というサブネームが与えられており、それが腕利きのクラブマンレーサーに向けたマシンであったことを如実に表している。
その生産台数は僅かに290台と非常に希少価値の高いモデルであり、2000台以上が生産された964型カレラRSの中でも、特別にして特別な存在。
日本への正規輸入はされておらず、出品車も並行枠で日本へと輸入されている。
出品車は走行距離が4万7970kmと少なく、現役でポルシェ・カレラ・カップに参戦する70代のオーナーが、主にサーキット走行を主体に長年大切に乗ってきた1台。
ポルシェの新旧RSモデルを複数台所有するオーナーが手塩にかけて維持してきただけに、コンディションも良好な状態を保っている。
ホイールは希少なポルシェ純正のスピードライン製3ピースホイールを装着。整備記録簿も多数揃う良質なNGTである。
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