マレリHD、つなぎ融資が全額承認 チャプター11の適用審査に一区切り

　米連邦破産法１１条（チャプター１１、日本の民事再生法に相当）適用を申請している大手自動車部品メーカーのマレリホールディングス（ＨＤ）は１日、裁判所側から、つなぎ融資（ＤＩＰファイナンス）について、全額利用に関する承認を取得したと発表した。これにより、１１億ﾄﾞﾙ（約１６５０億円）全額が利用可能となり、チャプター１１適用をめぐる裁判所側の審査は一区切りになったという。

　ディビット・スランプ社長兼ＣＥＯ（最高経営責任者）は「グローバルベースで義務を果たし続けるための重要なステップで、より幅広い柔軟性をもたらす。当社は、より強固な企業として生まれ変わり、将来の自動車の発展に向け、モビリティを変革する先進技術のポートフォリオの革新と投資に取り組む」とのコメントを発表した。

　７日には「オムニバス・ヒアリング」（公聴会）として、財産売却や資金調達、債務の扱いなどに関する審査が予定されている。スポンサーである外銀・ファンドグループ側は「手続きは順調に進んでいる」としている。

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[wat********]

フィアットの電装系を 主な生業にしていた、100年の歴史がある マレリ
それをフィアットは 他のヨーロピアンメーカーと組んだステランティスとなった事で、他のボッシュ等と被る技術は不要と マレリは(見捨てられ)切り、アメリカのファンド KKRへ託した
そのKKRは 日産の業績不振に巻き込まれ喘ぐ元日本ラジエーターのカルソニックも抱えていて、2つを合わせた新事業でと 考えたが、アイデアも出ず 新たな顧客も見付けられる筈もなく、今回の つなぎ融資に...
今 本社はさいたま市だが、この先は あるのか？