新型アルファード／ヴェルファイアが大幅値上げ!? 新旧の価格を比較してみた

新型車比較・ライバル車対決 [2023.06.23 UP]


新型アルファード／ヴェルファイアが大幅値上げ!? 新旧の価格を比較してみた
2023年6月21日、新型アルファード／ヴェルファイアがついにお披露目された。トヨタの大人気フラッグシップミニバンということもあり、発売当日はSNSでも大きな盛り上がりをみせていた。今回は、新型アルファード／ヴェルファイアの価格に注目し、先代モデルと比較してみよう。

新型のグレード構成と価格は？
新型アルファード／ヴェルファイアのグレード構成および価格は次のとおりだ。

アルファード

・G サイドリフトアップチルトシート車（2.5L）：472万円～490万円

・G サイドリフトアップチルトシート車（ハイブリッド）：544万8000円～564万8000円

・Z（2.5L）：540万円～559万8000円

・Z（ハイブリッド）：620万円～642万円

・エグゼクティブラウンジ（ハイブリッド）：850万円～872万円

ヴェルファイア

・Zプレミア（2.4Lターボ）：655万円～674万8000円

・Zプレミア（ハイブリッド）：690万円～712万円

・エグゼクティブラウンジ（ハイブリッド）：870万円～892万円

先代モデルと同じく、ヴェルファイアのほうが価格は高め。また、ハイブリッドの設定は両者ともに共通だが、ガソリン車のパワートレインは異なる。アルファードには2.5L、ヴェルファイアには2.4Lターボが搭載されており、両者ともにキャラクターの差別化が図られることになった。また、いずれのグレードも駆動方式は2WD／4WD（ハイブリッドはE-Four）が設定されている。


ボディカラーは3色のみに

プレシャスレオブロンド
新型アルファード／ヴェルファイアのウェブサイトやカタログを見て、「おや？」と思ったひとがいるかもしれない。なんと、両車ともに3色しか設定されていない。そのボディカラーは次のとおりだ。

プラチナホワイトパールマイカ

ブラック

プレシャスレオブロンド（新規カラー）


プラチナホワイトパールマイカ

ブラック
なお、先代モデル（アルファード）は、

・ホワイトパールクリスタルシャイン

・ブラック

・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン

・ダークレッドマイカメタリック

・グラファイトメタリック

と、5色の設定。ちなみに先代ヴェルファイアは、2021年4月の改良でグレードが「ゴールデンアイズII」に一本化され、ボディカラーが「ホワイトパールクリスタルシャイン」と「ブラック」の2色に集約された。

もともと豊富なカラーを誇るモデルではないものの、3色のみは少ないと感じるひとがいるかもしれない。しかし、ホワイト系、ブラック系、ゴールド系と販売の大部分を占めるカラーは用意される。また、一部改良でボディカラーの刷新、専用色を持つ特別仕様車を導入することもあるので、ほかのカラーが好みというユーザーは待ってみるのもよい。


先代モデルの価格と比較すると？

先代アルファード
先代アルファードの価格は次のとおり。なおヴェルファイアは、一部改良によりグレードの大部分が整理されたので、ここでは割愛する。

・X（2.5L）：359万7000円

・S（2.5L）：394万1000円～398万5000円

・S Cパッケージ（2.5L）：468万1600円

・SC（3.5L）：527万7600円

・GF（3.5L）：520万2600円

・エグゼクティブラウンジ（3.5L）：520万2600円～726万9000円


新旧の価格帯を比較すると、

・新型アルファード：540万円～872万円（ウェルキャブを除く）

・先代アルファード：359万7000円～775万2000円（ウェルキャブを除く）

・新型ヴェルファイア：655万円～892万円

・先代ヴェルファイア：424万円～508万8400円

先代は300万円台のグレードが存在したが、新型は540万円（ウェルキャブは472万円）がエントリー価格となるため、大幅に価格がアップしたことになる。


先代モデルの中古車っていくらで買えるの？

先代ヴェルファイア
新型アルファード／ヴェルファイアは、価格が大幅にアップしたため、敷居が高いと感じるひともいるだろう。そこで注目なのが先代モデル。先代モデルとはいえ、ミニバンとしての完成度が高く、不満を感じることはないはず。最後に先代モデルの中古車相場を紹介したい。

中古車平均価格（6月21日時点）は、

・アルファード（先代）：461万円

・ヴェルファイア（先代）：356万円

アルファードのほうが高額なのは、ハイエンドのVIPモデル「ロイヤルラウンジSP」の物件が多いのが理由。それ以外のグレードでは、両者ともそこまで大きな差はない。なかでも物件豊富で買いやすいのは、アルファードのS系グレード。ここで気になるのは、ナッパレザーを採用した上級グレード「エグゼクティブラウンジ」。こちらの中古車平均価格は640万円となっており、新車時からほとんど値下がりしていないのが現状だ。とはいえ、新型の「エグゼクティブラウンジ」は、850万円以上と高額。即納車のメリットもあるため、先代モデルをチョイスするのはあり。


まとめ

新型ヴェルファイア
新型アルファード／ヴェルファイアは、今後はPHEVの投入も予定されているという。今後も多様なニーズに応えるロングセラーになることは確実。その一方、長期間に及ぶ納車待ち問題なども考えられるため、先代モデルのニーズは依然高い状況が続くだろう。新型が登場しても、先代モデルがすぐに値崩れするとは考えにくいが、このクラスのミニバンのなかでは唯一無二のチョイス。新型か先代か、じっくり検討してみたい。


ほかにもこんな記事が参考になります。
https://www.goo-net.com/magazine/contents/buyers-guide/193283/https://www.goo-net.com/magazine/newmodel/by-vehicle-type-information/196389/

Comments

これだけ物価が上がってるんだから値上げは当たり前
人件費も材料費も上がってるのにお値段据え置きな訳ないやろ！

最初から精算する気ゼロの残価をデカく設定するから大丈夫☆