トヨタ初のバッテリー式電動SUV
北米トヨタは新型電動SUVのbZ4Xを今春に発売する。バッテリーEVセグメントに新たな足跡を残すべく、大胆でモダンなスタイリングと先進技術を高性能プラットフォームに融合させたモデルだ。
【画像】トヨタbZシリーズ第一弾 bZ4X【詳細画像】 全89枚
EPA方式による航続距離は最大400kmとなり、希望小売価格は4万2000ドル(526万円)とのことだ。平均的な新車と比較し、5年間における燃料費を最大5000ドル(63万円)削減することができるという。
トヨタはbZシリーズをグローバルに展開することを予定しており、bZ4Xはその第一弾となる。
ビヨンド・ゼロを意味するbZは、人間中心主義に基づいて開発され、単なる移動手段ではなくユーザーにとって革新的な空間を提供することを目的としているとのことだ。
トヨタは2025年までに全世界で70車種の電動モデルを発売する予定だ。そのうちこのbZブランドの名称を冠するモデル7台を含め、計15台のBEV専用車を投入する。
このポートフォリオは2050年までにカーボンニュートラルを達成するというトヨタの目標にむけたものだ。トヨタは今後9年間で700億ドル(8兆7000億円)の投資を通じ、2030年までに全世界で250万大のBEV発売を目標としている。
RAV4より一回り大きいボディサイズ
新型bZ4Xでは、SUVらしい親しみやすさを残しながら、ユニークで未来的なデザインを与えているという。
都会で際立つオリジナリティと、アウトドアに挑むSUVらしい力強さを兼ね備え、多面的なライフスタイルに対応している。
XLEとリミテッドの2グレードにFFとAWDの両方を設定し、優れた性能と多様性を確保している。
コンパクトSUVの中間に位置するサイズで、全長はRAV4よりも94mm長い4689mm、ホイールベースは160mm長い2850mmとなっている。
ダイナミックで未来的な美しさ
bZ4Xのスタイルはフロントからリアまで流れるようなキャラクターラインが特徴だ。
タイヤに向かって軸を低くし、ロングホイールベースらしいダイナミックなシルエットを目指したという。
正面から見たときにはコーナーに重点を置き、未来的な美しさを表現している。その結果空力的にも優れた外観となり、独特の表情をもたらしている。
リアはテールランプとバックドア、それにバンパーを台形に組み合わせた「インターロック」デザインにより、力強いスタンスを表現したとのことだ。
ゆとりのある室内空間
コクピットはドライバーの視線とハンドルの操作性を考慮したデザインで、新世代のモビリティを体現している。
BEV専用プラットフォームの採用により室内空間は広く取られ、前後や横方向のゆとりを確保しているとのことだ。
上級グレードにはサテン調の素材を採用した他、ダッシュボードの素材によっても差別化が図られている。
また防音ガラスや風切り音低減機能により、外界から隔絶された静かな車内を実現する。
固定式パノラミックルーフによる開放感も魅力の1つだ。
先進のコネクテッド装備も多数
コネクテッド・テクノロジー・チームが設計した12.3インチのマルチメディアシステムも標準装備される。
ユーザーは直感的なタッチ操作と音声認識でシステムを操作することができる。最新のドライブコネクト・サービスは3年間のトライアルが含まれる。
また標準でアップル・カープレイやアンドロイド・オートが利用可能だ。最大5台のデバイスに4G接続が可能なWi-Fiコネクトを搭載し、ホットスポットとしての機能も備えている。
さらにトヨタ車として初めてデジタルキー機能を搭載し、スマートフォン上のとよたあぷりから車両のロック、アンロック、スタートが簡単に行えるようになっている。
スムーズで楽しい走りを実現
このbZ4Xは専用のe-TNGAプラットフォームが採用され、スムーズで楽しい走りを実現したという。
FF仕様で201ps、AWD仕様で214psを発生し、0-100km/h加速はそれぞれ7.1秒と6.5秒だ。
大容量のリチウムイオンバッテリーを床下に搭載し、低重心と高剛性による俊敏な走りを実現したとのことだ。
またトヨタ初となるXモード搭載AWDシステムにより、あらゆる環境で爽快かつ快適な走りが楽しめる。
滑りやすい路面では回転している車輪にブレーキをかけてトラクションを高めるほか、雪や泥を払うようにタイヤをあえて滑らせることも可能だ。
グリップコントロールと呼ばれるシステムは、路面状況に応じて一定速度に保つことで悪路においてドライバーがステアリング操作に集中できるようにしてくれる。
EVの利便性も確保
bZ4Xの充電は120V、240V、DC急速充電器など多様な選択肢が用意されている。
6.6kWのオンボード充電器により、自宅または公共の充電器で約9時間で満充電することができる。
新車購入時にチャージポイント製の家庭用充電システムを組み込むことも可能だ。
さらに米国のEVゴーが所有するすべての充電スタンドで1年間無制限に充電できるサービスも付属する。
最新の運転支援システム搭載
トヨタの最新の安全パッケージであるトヨタ・セーフティ・センス3.0を初めて搭載する。ミリ波レーダーと単眼カメラの検知範囲を拡大し、システムの能力が向上しているという。
プリクラッシュシステムも自転車やバイクに加えガードレールの検知機能が強化されている。
車線認識能力も向上し、ドライバーのさらなる負担軽減につなげているとのことだ。
さらにトヨタ車として初めて開いたドアや降車した乗員と後方車両との衝突回避をサポートする機能が付加されている。
3年または58000kmの新車基本保証に加え、追加の5年保証やEV駆動部品を対象とした8年または16万kmの追加保証を用意するとのことだ。
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みんなのコメント
随分意気込んでるが向こうじゃヒョンデの方が売れるぞ多分