F1第12戦ポルトガルGPの予選がアルガルヴェ・サーキットで行なわれ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。
今回がグランプリ初開催となるアルガルヴェ。現地時間14時からスタートする予定だった予選だが、FP3のセッション終盤、ターン14に設置されていた排水溝の蓋が外れてしまうというトラブルが発生。この修復作業によりセッション開始が30分遅れるとアナウンスされた。
■F1ポルトガルFP3:メルセデスワンツーで予選へ。フェルスタッペン、ガスリーが続く
マーシャルがコースを確認したところ、ターン14以外にも排水溝の蓋が外れる場所が何ヵ所か見つかったようで、速乾コンクリートなどで修復作業を行なうところが、国際映像にも捉えられていた。
結局、30分以上のセッションディレイとはならず、気温21度、路面温度35度というコンディションの中、現地時間14時30分から予選がスタートした。
Q1:30分遅れの予選開始、ラッセルがQ2進出
アルファタウリのピエール・ガスリーを先頭に、多くのマシンが続々とコースイン。メルセデスの2台や、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はコースインを遅らせ、機を伺った。
マクラーレンのカルロス・サインツJr.など、ハイペースで2周走りタイヤを暖めるマシンもある中、まずはレーシングポイントのセルジオ・ペレスが1分18分040でトップに立つ。それをフェラーリのシャルル・ルクレールが上回るが、フェルスタッペンやペレスがさらにそのタイムを塗り替えていった。
メルセデス勢は、残り時間12分ごろにアタックへ。バルテリ・ボッタスが1分17秒064でトップに立った一方、ルイス・ハミルトンは最初のアタックを中断。翌周に改めてタイムを出し、ボッタスと0.050秒差の2番手に続いた。
ガスリーが7周使ったタイヤで5番手に飛び込むなど、ソフトタイヤで2回以上アタックをするマシンが多く、フェルスタッペンも1分16秒879までタイムアップ。これで首位に立つが、ハミルトンがそれを0.051秒上回っていった。
各車が一旦ピットに戻り、残り6分を切ったころから2セット目のタイヤでのアタックへ。メルセデス勢とフェルスタッペン、ペレス、ルクレールのトップ5はガレージに留まったが、それ以外の15台がコースに出た。
ハース勢やウイリアムズ勢、アルファロメオのキミ・ライコネンがQ1敗退圏内にいる他、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はトラックリミット違反でのタイム抹消があり、14番手と危ない位置だ。
ガスリーが4番手にジャンプアップした他、ベッテルも8番手までポジションを上げ、Q2進出を決めた。Q2進出争いで速さを見せたのはジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)で、ライコネンに0.270秒差をつけ、今季7度目のQ1を突破を決めた。
Q1敗退はライコネン、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ロマン・グロージャン(ハース)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)の5台だ。
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