「古いアメ車はすぐ壊れる」という固定観念を変えたい！ガレージカレントU.S.取材レポート

運営元：外車王SOKEN
著者　：松村 透

アメリカンヴィンテージカー、つまり「古いアメ車」に対するイメージとは・・・？



お洒落だったり、デザインがかわいいだったり、とにかく大きい・・・など、さまざまなイメージがあるはずです。



もちろん、そのなかには否定的なものも含まれます。



「燃費が悪い」「壊れる」「不便」「遅い」「重い」「ぼろい」・・・さすがにいい過ぎました。これではアメ車ファンの方に怒られてしまいそうです。



たしかに、現代の日本車の基準で見れば、アメ車、特に古いアメ車は壊れる可能性があるといわざるを得ないでしょう。



日本車、ヨーロッパ車の旧車・ネオクラシックカーにもそれぞれ「独得の味」があるように、古いアメ車ならではの得がたい魅力があることも事実です。



数あるクルマのカテゴリーのなかで一度でも「古いアメ車」に魅せられ、沼にハマるとなかなかやっかいです(笑)。



なにしろ、代わりになるものが「古いアメ車」以外に存在しないのですから。



■輸入名車専門店が「アメ車専門店」をスタート！

輸入名車専門店として、主にポルシェやクラシックメルセデス・ベンツ、フェラーリなどの欧州車を取り扱ってきた、22年の歴史を持つガレージカレント。



そのノウハウを活かし「アメ車専門店」をオープンしたということで取材してきました。



「皆さまの想像をはるかに超え、魅了するクオリティでご案内いたします」。



そして、「見た目だけではない、中身が充実しており真に上質である質実剛健な一台を厳選し、誰もが唸る品質まで仕上げてからご納車とさせていただきます」といい切る自信のほどは？



販売車両への想いやこだわり、ユーザーへのメッセージなどを10の質問にまとめ、ガレージカレントU.S.スタッフの栗田氏と竹下氏に直撃取材しました。



■ガレージカレントU.S.スタッフに10の質問

Q1.「ガレージカレントU.S.」とは？

プロが目利きしたアメ車を、業界基準を大きく上回るクオリティでご提供するために、カレント自動車が立ち上げたアメ車専門の販売チャンネルです。



Q2.アメ車専門店をオープンさせたきっかけとは？

長年にわたりヨーロッパの名車をお客様にご紹介してまいりましたが、世界中の名車を紹介するためにはアメ車のチャンネルは不可欠であると考えたからです。アメ車の魅力、新たなイメージを発信していきたいですね。そして、「アメ車は壊れる」と思われがちなイメージも払拭したいです。



Q3.「ガレージカレントU.S.」で取り扱う年代やジャンルは？

主に1970年前後から1990年代の自動車文化遺産であるアメ車を、幅広くセレクトし、ご提案いたします。



Q4.仕入れに対するこだわりや商品車の状態に対する自信は？

とにかくコンディションを重視して仕入れております。「自分たちが乗りたい」と思う車種でも、コンディションが悪ければ仕入れません。レストアなどが不要で、すぐにお乗りいただける状態で現車確認ができるクオリティで商品を展示しております。冒頭でも申し上げたとおり「アメ車はすぐ壊れる」といった固定観念を変えたいんです。



Q5.現在の商品車のセールスポイントをひとことで！

●シボレー タホスポーツ正規YANASE物　オリジナル　ワンオーナー　取説　記録簿　付属部品あり （シルバー）



「なぜディーラー車が良いのか？」をご理解していただける一台です。ワンオーナーで大切にされてきた車両の破壊力、実感してください。25年前の懐かしい時代にタイムスリップできる個体です。



◎詳細はこちら
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/AU0051257469/index.html



●GMC タイフーン1992年製　オリジナル　V6ターボ　1ナンバー4人乗り　取説 スペアキー （ブラック）



「テスタロッサキラー」と呼ばれたスペシャルなマシーンです。オリジナルコンディションでお楽しみいただける一台はまさに「お宝」となるはず。



◎詳細はこちら
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/AU0051141219/index.html



●シボレー カマロベルリネッタ　正規ディーラー車 ノンレストア タイヤ新品 （シルバー）



敢えてのベルリネッタ。わかる人にお乗りいただきたい、ラグジュアリーなマッスルの系譜といえます。



◎詳細はこちら
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/AU0051160489/index.html



●シボレー C10 CHEYENNE SUPER ショートベッド　3人乗り　三角窓　ボーラデュアル引き （ダークオリーブ）



どこでも行けるショートベットのラブリートラック。ピックアップ入門にも目からうろこな一台です。



◎詳細はこちら
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/AU0051155736/index.html



●シボレー C10 1969年式　ロングベッド　パワーブレーキ　国内ワンオーナー　ラリーホイール （レッド）



本場の雰囲気を狙うならロングベッドです。意外と普通に乗れるので、ある意味拍子抜けするかもしれませんよ！



◎詳細はこちら
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/AU0051078870/index.html



●その他、こちらもアメ車(ポンテアック ファイアーバード トランザム/シボレー エルカミーノ)も準備中です。ご期待ください！



Q6.実車を見てみたい場合のお問い合わせ方法は？

完全予約制とさせていただいておりますので、お電話かメールでご予約の上、ご来店ください。



メール：gcus@currentmotor.co.jp



電話：045-594-9992



Q7.専門店というと敷居が高そうなイメージがあるけれど、実際には？

「アメ車専門店」とは、アメ車に特化しているという意味ですが、ビギナーの方にこそアメ車専門店をお勧めします。むしろ初心者の方にこそお越しいただきたいと考えています。自身のカーライフのスタートがアメ車であったスタッフがお客様の立場でアドバイスいたしますので、ご安心ください。



Q8.保証や整備体制などのアフターフォローについては？

すべての車両に保証をお付けすることが可能です。条件や内容は、ご商談時に確認ください。自社整備工場だけではなく、提携工場とも連携してベストなメンテナンス環境をご提供しております。



Q9.どういった方に乗っていただきたいか？

「アメ車に乗ってみたい！」「アメ車に興味がある」といった方にはもちろん、どなたにでもお乗りいただきたいですね。ただし・・・「アメ車愛がない方」には販売できないことがあるかもしれません。



Q10.最後にひとことメッセージを！

カレント自動車は22年にわたり、輸入名車専門店として国内にとどまらず海外のユーザーへも高いクオリティで、ネオクラシックカーを中心にお届けしてまいりました。そのガレージカレントの精神を受け継ぎ、アメ車に特化したのが「ガレージカレントU.S.」です。普段使いできるアメリカン旧車をお届けし、末永いアメ車ライフのサポートをさせていただきます！アメ車に乗るなら「ガレージカレントU.S.」へぜひお越しください！



■まとめ：「アメ車愛がない方」には販売できないことも・・・に込められた熱い想いとは？

専門店だけに、販売車両に対するチェックの厳しさ、そしてこだわりは並々ならぬものが感じられます。



さらに、アメ車好きのスタッフが手塩に掛けて仕上げた販売車両に対しては「嫁ぎ先でも、長く、大切に乗ってもらいたい」との願いが偽らざる本音のようです。



マニア・ビギナーの基準ではなく「そこに(アメ車への)愛はあるのか？」が、ユーザーに販売するうえでのポイントとなっている点にも興味深いものがあります。



憧れのアメ車を手に入れたい、詳しいことは分からないけれど思い切ってアメ車に乗ってみたいという方にこそ、販売車両のコンディションにこだわる「ガレージカレントU.S.」の門を叩くことで、新たなカーライフがスタートするはずですよ！



■ガレージカレントU.S.店舗情報

●屋号：ガレージカレントU.S.
●店舗所在地：神奈川県横浜市港北区北新横浜1丁目7−1
●電話番号：045-594-9992
●FAX番号：045-594-9993
●営業時間：AM9:30～PM6:00
●定休日：不定休（完全予約制）
●メールアドレス：gcus@currentmotor.co.jp
●コーポレートサイト：https://www.currentmotor.co.jp
●YouTube：https://www.youtube.com/channel/UCZ1MP3nhXIx6FRYV5GFEqSQ
●古物商許可：神奈川県公安委員会許可 第451930000216号 自動車商 カレント自動車株式会社
●銀行お振込み先：三菱UFJ銀行　横浜駅前支店 普通口座　0435882　カレント自動車株式会社
※振込手数料はお客様ご負担でお願い致します。



●お車でお越しのお客様
・都高速道路神奈川7号横浜北線　新横浜ICより約4分
＊展示場につきましたらお電話ください。駐車場をご案内いたします。



●公共交通機関でお越しのお客様
・横浜市営地下鉄ブルーライン北新横浜駅から300m　徒歩4分



[ライター・撮影/松村透]

Comments

古いアメ車、イタ車、フランス車、ブリカス車は壊れますよ。
まあまあ持つのは日本車とドイツ車かな。

ただ、旧車になると話は変わって、同じように壊れても、パーツが全く手に入らないのは日本車のみ。
他はサードパーティやリビルドが簡単に手に入る

日本が自動車後進国と言われるのはそう言う所

すぐは壊れない
いつもどっかが壊れている