現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型アウトランダー世界初公開!! 名門復活なるか 三菱SUV軍団が向かう道

ここから本文です

新型アウトランダー世界初公開!! 名門復活なるか 三菱SUV軍団が向かう道

掲載 更新 54
新型アウトランダー世界初公開!! 名門復活なるか 三菱SUV軍団が向かう道

 2020年12月10日、三菱自動車は新型アウトランダーのティザー(事前公開)写真を公開、同時に「2021年2月にフルモデルチェンジして正式発表」と明言しました。
 以下、今回発表された新型アウトランダーの写真とモデルスケジュール、当サイトがつかんでいる情報をあらためてお届けします。

文/ベストカーWeb編集部

新型いすゞミュー発売記念! いすゞの絶版SUV ミュー ビッグホーン ビークロスはまだ買えるのか?

【画像ギャラリー】世界初お披露目!! 次期アウトランダー、新型と従来型をじっくり見比べると…

■2021年2月発表!! 新型アウトランダーPHEV登場秒読み

今回世界初公開となった次期アウトランダーの事前公開写真(めいっぱい明度を上げています)。グラマラスなボディと三菱自動車のデザインアイデンティティであるダイナミックシールドが強調されたデザイン

 三菱アウトランダーは、初代が2005年10月に登場したミドルサイズのクロスオーバーSUV。2012年10月に2代目(現行型)へとフルモデルチェンジし、同年12月にPHEV仕様を発表(発売は翌2013年1月)。プラグインハイブリッド車としてはトヨタプリウスPHVに次ぐ2車種目、SUVとしては初めてのモデルとなる。

こちらは現行型のアウトランダーPHEV。現在月販約130台程度。なかなか苦戦している…という見方もできるが、プラグインハイブリッド車としては根強い人気ともいえる。ちなみに純ガソリン仕様のアウトランダーも同程度の販売台数

 リーズナブルな価格と骨太な設計に支えられた力強い走行性能で、プラグインハイブリッドSUVの中では世界ナンバーワンの販売実績を誇る。国内でも根強い支持を受けているが、特に欧州で高い評価を誇っている。

 このSUVとプラグインハイブリッドの組み合わせは、三菱の今後の新車戦略の中軸となっていく予定で、先日実施された三菱自動車の加藤隆雄CEOと長岡宏Co-COO兼開発担当取締役の会見でも、「PHEV技術をさらに発展させ、この技術からピュアEVやハイブリッドへの展開を考えている」という主旨の発言があった。

 そうした背景があるなかでの、今回の新型アウトランダーの発表時期公表とティザー写真公開となった。

 一部繰り返しとなるが、三菱自動車によれば新型アウトランダーは2021年2月発表。オンラインでの発表を予定しており、発表会日時および放映URLは2021年初頭に公開するという。

こちらはベストカー編集部が制作した次期アウトランダーPHEVの予想CG。今回公開されたティザー画像を見ると、かなり近い感じになりそう

 上述の長岡取締役によると、「PHEVシステムは、次のアウトランダーに向けて大きく刷新することを計画しています。次期型アウトランダーでは、新たな進化したPHEVシステムの姿を見せることができる思います」という。

 次期アウトランダーPHEVは、今後の三菱のSUVと電動車戦略の中核となるモデルになるわけだ。

 世界最激戦区ともいえるミドルクラスSUVカテゴリーにて、存在感を発揮することは容易ではない。なにしろライバルは大人気車トヨタハリアーや日産エクストレイル(こちらも2021年登場予定)、マツダの大黒柱であるCX-5といった強力メンバー。プラグインハイブリッド車であるという特徴にしても、今年からトヨタがRAV4 PHVを市場投入している。

 それでもSUVの老舗であり名門である三菱が元気になると、市場がさらに活性化することは間違いない。

 現行型の2.4Lガソリンエンジン+2モーター、WLTCモード燃費でEV走行なら57.6km、ガソリン満タンなら738km走ることができるアウトランダーPHEVが、どれほど進化するのか。評判のいい操縦安定性や4WD性能はさらに磨かれるのか。市販型のデザインはどうなるのか。登場が楽しみです。

 当サイトでは取材を続け、新情報が入り次第、お伝えします。

【画像ギャラリー】世界初お披露目!! 次期アウトランダー、新型と従来型をじっくり見比べると…

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
Auto Messe Web
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
WEB CARTOP
東京海上日動、顧客連絡先不明の代理店を新たに2社確認 合計124社に
東京海上日動、顧客連絡先不明の代理店を新たに2社確認 合計124社に
日刊自動車新聞
WRC最終戦「ラリージャパン2024」開幕! 日本勢の「TGRチーム」活躍に期待! 会場はすごい熱気に! 高橋プレジデントや太田実行委員長が語る! 今大会の「見どころ」は?
WRC最終戦「ラリージャパン2024」開幕! 日本勢の「TGRチーム」活躍に期待! 会場はすごい熱気に! 高橋プレジデントや太田実行委員長が語る! 今大会の「見どころ」は?
くるまのニュース
アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」
アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」
motorsport.com 日本版
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
AUTOSPORT web
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
レスポンス
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
motorsport.com 日本版
約148万円! スバル新型「軽ワゴン」発表! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載! ”大開口“実現の「シフォン」が販売店でも話題に
約148万円! スバル新型「軽ワゴン」発表! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載! ”大開口“実現の「シフォン」が販売店でも話題に
くるまのニュース
アウディ Q6 e-tronの中国専用「ロング版」はただ長いだけじゃない…広州モーターショー2024
アウディ Q6 e-tronの中国専用「ロング版」はただ長いだけじゃない…広州モーターショー2024
レスポンス

みんなのコメント

54件
  • 前向きな話題なのに否定コメントがすごいね。
    可哀想な人だと思う。

    三菱ユーザーとしては期待するし応援したいね。
  • アウトランダーはケチらずちゃんと全塗装してるから好感が持てる
    トヨタがコストダウンしすぎ塗装を省いたのに比べると良心的
    イクリプスクロスを全塗装しなかったのが悔やまれるが
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

526.4668.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

65.0542.0万円

中古車を検索
アウトランダーPHEVの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

526.4668.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

65.0542.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村