2月22日、神奈川県横浜市の日産自動車グローバル本社ギャラリーで、2019年からスーパーGT GT300クラスに参戦するKONDO Racingが、『ニッサン・メカニック・チャレンジ』と題されたプロジェクトで走るニッサンGT-RニスモGT3のカラーリングをお披露目した。
スーパーGT GT500クラスをはじめ、スーパーフォーミュラでも活躍するKONDO Racingは、2019年からニュルブルクリンク24時間への挑戦をはじめ、GT300クラスにも参戦を開始することになった。
GT300クラスにも参戦するサッシャ・フェネストラズ、B-Max with Motoparkから全日本F3へ参戦
チームは2012年から、ピレリスーパー耐久シリーズに日産自動車大学校とともに参戦し、人材育成を行っていたが、舞台をプロの戦いであるGT300に移し、ディーラーメカニックも参加し、より激しいフィールドに挑んでいくことになる。
参戦体制については、すでにニッサン/ニスモの体制発表会で明らかにされているとおり、スーパー耐久でもステアリングを握っていた平峰一貴が加入。さらに、2018年のマカオFIA F3ワールドカップで3位表彰台を獲得したサッシャ・フェネストラズがスーパーGT初参戦。速さを備えるふたりが決定した。
この日、登壇した近藤真彦監督は、「GT300は、世界中のメーカーがしのぎを削っている非常に厳しいカテゴリーです。新しいチャレンジになりますが、そんな中でも必ず一勝はしたい! そのために平峰、サッシャという非常に優秀なドライバーをそろえました」と語った。
近藤真彦監督の挨拶に続きアンベイルされたマシンカラーリングは、ブルーを主体にホワイトのラインが入ったカラー。カーナンバーは56となった。初めて見るという近藤監督は、開口一番「嬉しいです!」と笑顔をみせた。
「これまでに、GT300に参戦するまでには多くの“壁”がありました。多くの関係者の皆さまのご協力もあり、こうして壁を乗り越えて、皆さんにカラーリングをお披露目することができました。感無量です」
お披露目に続いてはトークショーも行われ、登壇した平峰は「走るのが待ち遠しいくらい美しいですね」とカラーリングを気に入った様子だ。
これまでのスーパー耐久参戦の歴史のなかで、KONDO Racingと日産自動車大学校の挑戦に携わった学生たちは7年間で1万人にも及ぶという。多くの学生は、テクニカルスタッフとして育っていった。
「3年間、このプロジェクトに携わってきましたが、学生たちはプロと同じ視線をもって仕事ができるくらい徹しています。逆に彼らにパワーをもらったくらいですし、自分の仕事に集中できる環境を作ってくれました。彼らの真剣度が、モチベーションになっています」と平峰は言う。
「たくさんの人たちの思いを乗せて戦います。監督が言うとおり、一勝するために頑張ります」
「スーパーGTの世界でGT500もやりながら、今度はGT300を戦う。プロの世界の戦いを通じて、みんなに育っていってほしい。レースは楽しいこともつらいこともあります。サーキットで、喜びも悔しさも噛みしめて欲しいと思います。学生たちの安全性もにも気を遣いたいですが、この世界は結果がすべて。優勝を貪欲に狙いたい」と近藤監督は期待を述べた。これまでのスーパーGTとはまた違ったチャレンジとなるKONDO Racingと日産自動車大学校のGT300挑戦。魅力的なドライバーコンビ、そして真新しいカラーリングのGT-Rが、どんな風を吹かせてくれるか楽しみなところだ。
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