メルセデスのルイス・ハミルトンはF1アメリカGPの週末に先立つ木曜日、女性ドライバー奨励のトピックスを取り上げ、財政的な問題から早期シーズン終了となった女性ドライバー限定カテゴリー『Wシリーズ』救済のためには、F1やリバティ・メディアができることはもっとあるとして、次のように語っていた。
「F1とリバティはとても上手くいっているんだから、彼らにとってはその余剰から捻出するのは造作もないことだった。若い女性を後押しするためには、もっとできることがあるんだ」
■F1、”若手女性ドライバー限定”の直下F4カテゴリー新設へ。早ければ2023年に実現か
そう彼が語った直後にF1は、Wシリーズとは異なる女性ドライバー限定のサポートシリーズを早ければ2023年にも新設する予定だということが分かった。
このカテゴリーでは、Wシリーズよりも比較的若い16歳以上のドライバーを中心にグリッドを構成。マシンはF4レベルのモノが使用され、現在FIA F2、FIA F3を運営する組織の傘下に組み込まれることが予定されている。
この新しいプロジェクトについて意見を求められたハミルトンは、F1の動きを歓迎する一方で、多様性の促進はドライバーに限るモノではないと全体としての改善を訴えた。
「間違いなく、正しい方向への一歩だ」
そうハミルトンは語る。
「でも女性ドライバーをひとり見つければ良いというモノじゃない。ここには何千もの仕事があるが、特に女性が就ける上級職はかなり少ない」
「この前の夜、僕はドライバーズブリーフィングに参加したけど、そこには70人ほどの男性がいて、女性はふたり。そして有色人種はふたりだけだった。とても対照的だし、15年経っても全く変わっていない」
「やるべきことは沢山残されている。レースの世界に入ろうとする若い女の子をサポートし、スポットライトを当てるだけじゃなくてね」
「だから、僕らメルセデスには8000人の女の子をSTEM教育(科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学)やモータースポーツへ呼び込むために始めた”Ignite”プログラムがあるんだ」
そしてハミルトンは、パドック全体、特に上級管理職において、より多様性が向上することを望んでいる。
「F1では、より高いランク、より高いポジションでの平等性が必要だ。全てのガレージを見てみると、チームマネージャーは全員男性で、ひとりの有色人種を除いて全員が白人、白人男性だ」
「そして、メカニックは基本的に男性が主体……女性がいたとしても、どちらかと言えば彼女たちは裏方だ。僕らは彼女たちをもっと表舞台に出すべきだと思うし、そうすればそれを観ている若い女の子たちも『自分もここで働けるんだ』と知ることができると思うんだ」
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