ムジェロ・サーキットでMotoGP第8戦イタリアGPが開催。Moto3クラスは、セルジオ・ガルシア(Valresa GASGAS Aspar Team)が優勝。鈴木竜生(Leopard Racing)も3位を獲得した。
午前中のウォームアップセッションはウエットコンディションで行なわれたものの、雨は既にあがり決勝レース時にはコース上は大部分がドライに。一部ウエットパッチが残る形だ。
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予選ではデニス・オンジュ(Red Bull KTM Tech3)がポールポジションを獲得。日本勢は今回予選で苦しみ、山中琉聖(MT Helmets - MSI)の9番手が最上位となった。
全20周の決勝レースがスタートすると、ポールシッターのオンジュが先頭を守り、ディオゴ・モレイラ(MT Helmets - MSI)、イザン・ゲバラ(Valresa GASGAS Aspar Team)の3人がそこに追従。また日本人ライダーの鈴木竜生が11番手スタートから大きくポジションを上げて、3周目には4番手に浮上し、僚友のデニス・フォッジアとともに上位3台を追った。
5周目にはペースの上がらない先頭3台と4番手以下のギャップはほぼ消失。ホームストレートではスリップストリームが大きな効果を発揮し、フォッジアが一気に先頭へ浮上して、鈴木も3番手となった。
フォッジア、ゲバラ、鈴木、オンジュらは毎周のようにポジションを入れ替えつつラップを消化。それでもフォッジアが特にポジションを守り切ることが多く、徐々に先頭集団が分かれていき、鈴木が若干置いていかれる形となった。
レース半分の10周を消化し、先頭は依然としてフォッジア。ペースを引き上げて集団を分断させようとしていたが、その狙い通り徐々にギャップが拡大。オンジュが11周目に転倒してしまったことでリードを確実なモノにしようとしていた。
しかしそのフォッジアが、ターン7でハイサイドを喫して転倒してしまい、戦線を離脱してしまった。
フォッジアの転倒後、先頭を奪ったのは鈴木だった。だが鈴木は転倒したオンジュとの接触で危険な走行があったとされ、ロングラップペナルティを科されてしまい、これでポジションを7番手にまで落とした。
その後はゲバラやアンドレア・ミーニョ(Rivacold Snipers Team)が先頭を引っ張るが、ラップタイムはなかなか上がらない。結果的にポジションを落としていた鈴木がトップ集団に完全に追いつくことができた。
7台の先頭集団はラスト2周までモレイラが先頭を維持していたが、最終ラップのホームストレートからターン1で、ポジションが大きく変動。ゲバラ、鈴木、ミーニョという並びになった。
ゲバラはそのまま先頭をキープしていたが、セルジオ・ガルシア(Valresa GASGAS Aspar Team)が最終コーナーでオーバーテイク。そのままトップチェッカーかと思いきや、チェッカーまでの直線でライダー3人が横並びでのフィニッシュ……最終的にトップチェッカーを受けたのはゲバラだった。2番手はガルシア、そして3番手はペナルティを跳ね除けた鈴木だ。
だがチェッカー後にも波乱は待ち構えていた。ゲバラが最終ラップにトラックリミットを越えたことで、1ポジションダウンの通達。結果的にガルシアが優勝、2位ゲバラ、3位鈴木という結果になった。鈴木は2020年サンマリノGP以来の表彰台だ。
日本勢では山中も先頭集団の争いに食い込み、5位でフィニッシュ。鳥羽海渡(CIP Green Power)が16位、古里太陽(Honda Team Asia)が18位という結果だ。
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みんなのコメント
レオパードはトップチームなので今年はタイトル争いをしてほしいな~