■新型ヤリスクロスの内装はどうなっている?
トヨタから発売されたコンパクトSUV新型「ヤリスクロス」は、高い居住性や広い荷室空間といった点に注力。従来のコンパクトSUVと比べても使い勝手に優れたモデルになっているといいます。
トヨタ新型「ヤリスクロス」フル装備で300万円超!? それでも「価値ある」理由とは
では、新型ヤリスクロスの内装にはどのような工夫が施されているのでしょうか。
新型ヤリスクロスは、「ヤリス」と同じGA-Bプラットフォームを採用。ボディサイズは、全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mmとなり、同社SUVの「ライズ」以上、「C-HR」未満のサイズです。
室内寸法は、室内長1845mm×室内幅1430mm×室内高1205mmとなり、ボディ後方がC-HRに比べ立っているため、後席空間にも余裕があります。
では、新型ヤリスクロスの内装を前席から見ていきます。運転席周りやダッシュボード、インパネ周りはすっきりとした見通しのいい形状になっており、運転席には手元で操作がおこなえるスイッチがついたステアリングとメーター表示に「マルチインフォメーションディスプレイ」が採用されています。
ステアリングには、冬の寒い日に冷えた手を温めてくれるステアリングヒーターが、ZとGグレードにおいてオプションで設定可能です。
ダッシュボード中央部分には、運転中の見通しの良さを考慮した位置に、ディスプレイオーディオが配置されています。
さらに、その下のセンターコンソール部分には、ストレートタイプのシフトノブが設置されており、シンプルかつ機能的なレイアウトになっています。
センター部分のエアコンパネルは、ガソリン車のXグレードはマニュアル、それ以外のグレードにはオートのエアコンパネルが搭載されており、オートエアコンではパネルにピアノブラックの加飾が施されています。
ほかにも、フロントドアパネルやダッシュポート部分にはサテンメッキのシルバーラインの装飾や、ZとGグレードであればダッシュボード左右端にあるエアコン送風口にピアノブラックとシルバーの加飾が施されました。
フロントシートはZとGグレードではヘッドレストセパレート型、Xグレードではヘッドレスト一体型のシートを採用しており、最上位のZグレードでは運転席に前後スライド、リクライニング、シート上下といった座席の位置の調整を電動でおこなえる6ウェイパワーシートが搭載されています。
さらに、座面と背もたれを温めて快適にしてくれるシートヒーターがZグレードには標準で、Gグレードにオプションで設定可能です。
次に、リアシートはZとGグレードでは4:2:4分割、Xグレードでは6:4分割の可倒式シートを採用。
ZとGグレードの4:2:4分割の中央部分は、ボトルホルダー2個つきのセンターアームレストも兼ねており、中央部分の背もたれを倒すとアームレストとして利用できるようになっています。
この構造により、アームレスト部分の隙間を利して長尺物を積み込むことが可能で、荷物を積みながらも後席に大人2人がゆとりを持って乗車できるようになっています。
ほかにも、フロント・リアドアそれぞれにドリンクホルダー付きのドアポケット、助手席側にはグローブボックス、中央インパネ部分には充電用(Xグレード以外)と通信用のUSB端子やセンターオープントレイが配置されています。
コンソール部分にはシガーソケット付きのコンソールボックス、フロントシートの間にはカップホルダーが2個ついており、収納機能や電源機能も備えた構造になっています。
また、このクラスのコンパクトSUVでは収納力があるラゲージルームは、5名乗車の通常時で荷室長820mm×荷室幅1400mm×荷室高732mm(デッキボード上段)/850mm(デッキボード下段)となり、荷室容量は390Lとクラストップレベルです。
通常時でもゴルフバック2個や大型のキャリーケース2個を積み込むことができ、2段階の高さ調節が可能なアジャスタブルデッキボードは、6:4分割を備えているため上下左右ので異なる空間を作ることが出来ます。
また、バックドアに「ハンズフリーパワーバックドア」をオプションで設定。これは、スマートキーを持っていればリアバンパー下に足を出し入れするだけで自動開閉するため、両手に荷物を持っていてもラゲージルームへの積み込みが楽になります。
トヨタの販売店スタッフは、ヤリスクロスの使い勝手について次のように話します。
「当店には先週から展示しておりますが、注目度があるためヤリスクロス目当てに来店されるお客さまが増えております。
それらのお客さまからは、ラゲージルームの分割出来るデッキボードが好評です。ほかのモデルであれば、これまで高さ調整できるタイプはいくつかありましたが、それに加えて分割が出来るという部分はお客さまで自由な収納が出来るため評価頂いています」
■内装の質感はどうなの?
新型ヤリスクロスの内装色は、グレードによって異なっています。
上位のZグレードの内装色はダークブラウンで、シートのヘッドレストや背もたれの上部、サイド部分がダークブラウンのフェイクレザー、座面や背もたれの中央部分はベージュのようなカラーのツイード調ファブリックになっており、インパネ周りやドアの内張り部分にもダークブラウンが採用されています。
細かな部分では、ステアリングやシフトノブが本革巻きになっており、エアコンパネルのダイヤルがメッキになっています。
コンソールボックスとインサイドドアハンドル、前席の足元をブルーのLEDライトが照らすLEDアンビエント照明が標準装備されており、スタイリッシュで質感を高めたデザインになっています。
GグレードとXグレードは、内装色がブラックで、インパネ周り、シートなど全体的にブラックに統一されたシンプルなデザインです。
シート素材はどちらもファブリックですが、Gグレードでは上級ファブリックを採用しており、座面や背もたれなどシートの一部が柄入りのデザインになっています。
Xグレードはブラック一色の無地なので、同じブラック基調の内装カラーでも違いがあるデザインとなり、グレードごとに異なる空間を演出しています。
※ ※ ※
新型ヤリスクロスは、内装の色やデザインがグレードごとに決まっており、最上位グレードでも1色指定で、バリエーションが少ない印象ですが、それぞれこだわった仕様になっています。
後発となったコンパクトSUVながら注目度が高いヤリスクロス。ライバル勢とは異なる使い勝手に重点をおいた「丁度良い」モデルなのかもしれません。
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