現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 登場確実!! 捲土重来なるか 超激戦区に復活するホンダCR-Vのリベンジ

ここから本文です

登場確実!! 捲土重来なるか 超激戦区に復活するホンダCR-Vのリベンジ

掲載 更新
登場確実!! 捲土重来なるか 超激戦区に復活するホンダCR-Vのリベンジ

 発表発売まで約1ヶ月半となったホンダの新型CR-V。そのわりにはどうにも盛り上がってなくて、ちょっと心配になる。乗ればいいクルマなんだろうけど、CR-Vが所属するミドルクラスSUVは(かつてCR-Vが日本市場から撤退した頃よりもさらに)とても競争が厳しいカテゴリーだ。

 そのなかでも勝ち抜いていけるのか?? 個人的には、事前に公表された写真を見るかぎりでは「これはあんまり売れないのでは?」と思ったものの、最近ホンダが公表した写真はえらくカッコよくて、「これはもしかして…?」と思い始めたところ。早く実物が見たいです。はい。

新型ジムニーは145万8000円から!! 質実剛健なジムニーは健在だ

 そんな新型CR-V、詳細をじっくり紹介いたします。

文:ベストカー編集部
2018年7月10日号より

■2年ぶりの日本市場復帰

 2018年6月8日から、ホンダ公式サイトに新型CR-Vの特設ホームページが設置された(順次情報を更新中)。トップページには「8月30日デビュー」と記されており、同日発表されることは間違いない。

正直いってそれほど期待していなかったのだが、角度によってえらくカッコよく見える新型CR-V。早く公道で走る姿を見てみたい

 1995年にデビューした初代CR-V。都市型SUVというコンセプトと戦略的な価格が功を奏し、みごとに人気モデルとなった。しかし2代目(2001年登場)以降、SUVブームの沈静化もあって販売は下降線。そして2016年3月、CR-Vは4代目モデルの途中で、日本市場から姿を消してしまう。

 そんなCR-Vが今年(2018年)8月、日本に帰ってくるわけだ。

こちらはリアスタイル。サイズがちょっと大きいのが気になる。現時点で入っている情報によると、3列シートモデルは純ガソリン仕様のみに設定されるそう

 今回再登場を果たすのは、2016年に北米で発表された5代目。昨年秋の東京モーターショーに出品され、同日「2018年夏に日本で発売します」と電撃発表された。それがいよいよ正式に発売される。

 日本仕様のパワーユニットは、1.5Lガソリンターボと2Lエンジンベースのスポーツハイブリッドi-MMDの2本立てとなる。

 スケジュール的には、まず1.5Lターボが8月末にデビューし、その後1カ月ほど遅れてハイブリッドが投入される(最近多いパターン。新型フォレスターもこの手法だった)。

 となるとハイブリッドが本命なのかと思われるが、この1.5Lターボもかなりの注目株だ。基本はステップワゴンに搭載されているものと同じながら、出力は40ps増しの190psと、かなりパワフル。さらに3列シート仕様はガソリン車のみに設定されるため、長距離でないのならばミニバン的な使い方もできる。

■ライバルは超強力!! 存在感を発揮できるか!?

 約2年半ぶりに日本の道を走り出す新型CR-V、予想価格は290万~450万円だ。ボディサイズはヴェゼルよりひと回り大きく、ハリアーやエクストレイル、CX-5、アウトランダーなどがライバルとなる。

 もっと絞り込めば、ガソリン仕様が3列シートという点まで共通するエクストレイル、アウトランダーが直接のライバルとなるだろう。また、このカテゴリーにはさらに来年春、トヨタが新型RAV4を投入してくる。

写真は東京モーターショーに出品された、ガソリン仕様の右ハンドルモデル。ステップワゴンのものと比べ、+40ps/4.0kgmとなる190ps/24.7kgmを発生する直4、1.5L直噴ターボエンジンを搭載

 この強豪ひしめくカテゴリーに、また一台キラ星のごとき輝きを持ったモデルが登場する。果たして存在感を発揮できるのか。

 最近ホンダの登録車勢は、あまり日本市場を重視していないように見える。軽自動車の(まさに日本の道路を走る、日本人ユーザーのために作られたモデルである)N-BOXが売れまくっていて、各販売店では「まあN-BOXが売れてるから(他のモデルの宣伝告知やセールスは片手間で)いいや」と思っているフシを感じる。そういう意味では、ここ1~2年、ホンダが投入する新型車はN-BOXがライバルだとも言える。確かにあの超強力な商品力を持つN-BOXが相手だと、どんな魅力的なモデルも苦戦をしいられるだろう(シビック、ジェイド、グレイス、オデッセイらの苦戦には、こういう事情もあると見ている)。

 新型CR-Vにはぜひとも、「N-BOXだけではありません! ほかのラインアップも熱心に売ります!」というところを見せて、ホンダの販売店に活力を注入してほしい。

 加えて、かつてヒットしたものの販売が傾き、日本市場から撤退したモデルでも、投入時期を見直せばもう一度売れることもあるんだ、というリベンジマッチをぜひ成功させてほしい。そうすれば今は消えてしまったあれもこれも復活してくれるかも……と、夢が広がるぞ!(そこまで期待するのはやや重荷な気もするが……それでもCR-Vならと期待してしまう)

こんな記事も読まれています

BMW ベンツ アウディ VW……売れてるのは分かるけど「なんか下駄履かされてないか問題」を考える
BMW ベンツ アウディ VW……売れてるのは分かるけど「なんか下駄履かされてないか問題」を考える
ベストカーWeb
【試乗】メルセデスのスーパースポーツが4WD+4WSでさらに激速に生まれ変わった! AMG GTクーペをサーキットで全開走行
【試乗】メルセデスのスーパースポーツが4WD+4WSでさらに激速に生まれ変わった! AMG GTクーペをサーキットで全開走行
WEB CARTOP
宇都宮ナンバーの2階建てバス「エアロキング」高速バスからついに引退 関東自動車「とちの木号」
宇都宮ナンバーの2階建てバス「エアロキング」高速バスからついに引退 関東自動車「とちの木号」
乗りものニュース
【F1第6戦マイアミGP決勝の要点】ノリス初優勝の要因はセーフティカーのみならず。健闘を支えたアップデート
【F1第6戦マイアミGP決勝の要点】ノリス初優勝の要因はセーフティカーのみならず。健闘を支えたアップデート
AUTOSPORT web
ハイブリッドやEVの「回生」はムダに捨ててたエネルギーを拾う行為! 燃費や電費が伸びる仕組みを改めて解説する
ハイブリッドやEVの「回生」はムダに捨ててたエネルギーを拾う行為! 燃費や電費が伸びる仕組みを改めて解説する
WEB CARTOP
「EVとFCEV、どっちを買う?」気になるアンケート結果は【クルマら部 車論調査】
「EVとFCEV、どっちを買う?」気になるアンケート結果は【クルマら部 車論調査】
レスポンス
【F1分析】マイアミ7位入賞角田裕毅、”ステイアウト”戦略を検証する。セーフティカーがなくても上位を狙えたはず?
【F1分析】マイアミ7位入賞角田裕毅、”ステイアウト”戦略を検証する。セーフティカーがなくても上位を狙えたはず?
motorsport.com 日本版
【ポイントランキング】2024年F1第6戦マイアミGP終了時点
【ポイントランキング】2024年F1第6戦マイアミGP終了時点
AUTOSPORT web
北近畿豊岡道「2024年秋」延伸へ 街ウラに新たな終点「豊岡出石IC」を設置 その整備効果は?
北近畿豊岡道「2024年秋」延伸へ 街ウラに新たな終点「豊岡出石IC」を設置 その整備効果は?
乗りものニュース
【MotoGP】ドゥカティの“赤服”を来年着るのは誰? マルケス、マルティンそしてバスティアニーニ……ファクトリーの1席を巡る争いの重要ポイント『金・速さ・スポンサー』
【MotoGP】ドゥカティの“赤服”を来年着るのは誰? マルケス、マルティンそしてバスティアニーニ……ファクトリーの1席を巡る争いの重要ポイント『金・速さ・スポンサー』
motorsport.com 日本版
人気のクーペSUV メルセデス・ベンツ新型「GLCクーペ」にPHEV「GLC350eクーペ」登場 EV走行距離は118km
人気のクーペSUV メルセデス・ベンツ新型「GLCクーペ」にPHEV「GLC350eクーペ」登場 EV走行距離は118km
VAGUE
個性の塊ココにあり!16回目を迎えたモンキーミーティングに初潜入!~小野木里奈の○○○○○日和~
個性の塊ココにあり!16回目を迎えたモンキーミーティングに初潜入!~小野木里奈の○○○○○日和~
バイクのニュース
なつかしの日産ヤングタイマー3台!「シルビア」「プリメーラ」「フィガロ」は令和のいま「エモい」クルマとして再評価されています
なつかしの日産ヤングタイマー3台!「シルビア」「プリメーラ」「フィガロ」は令和のいま「エモい」クルマとして再評価されています
Auto Messe Web
フェラーリの敗因は”水晶玉”を忘れたから? サインツJr.、間の悪いセーフティカー悔やむ「ピットストップをあと1周遅らせれば勝てた」
フェラーリの敗因は”水晶玉”を忘れたから? サインツJr.、間の悪いセーフティカー悔やむ「ピットストップをあと1周遅らせれば勝てた」
motorsport.com 日本版
GB350をシングルシート風のカフェスタイルにしたい!しかもボルトオンで簡単に!  
GB350をシングルシート風のカフェスタイルにしたい!しかもボルトオンで簡単に!  
モーサイ
1988年、新世代のマシンが登場。よりハイレベルに【グループレースクロニクル1985-1993 JTC9年間の軌跡(5)】
1988年、新世代のマシンが登場。よりハイレベルに【グループレースクロニクル1985-1993 JTC9年間の軌跡(5)】
Webモーターマガジン
【ギャラリー】2024年F1第6戦マイアミGP
【ギャラリー】2024年F1第6戦マイアミGP
AUTOSPORT web
トヨタ『カムリ』新型...ベストセラーはどこが新しくなったか?
トヨタ『カムリ』新型...ベストセラーはどこが新しくなったか?
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

336.2418.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

24.9404.6万円

中古車を検索
CR-Vの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

336.2418.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

24.9404.6万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村