先日の2023年F1日本GPで6回目のコンストラクターズタイトルを獲得したレッドブル。その成功に大きく貢献してきたのが、2006年からチームに加入した“空力の鬼才”ことチーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューウェイだ。
ニューウェイはそれ以前にもウイリアムズやマクラーレンなどで数々の名マシンを生み出してきたが、輝かしいF1キャリアの中でちょっとした“心残り”もあるようだ。
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ニューウェイはフェラーリからのアプローチを3度断っているものの、イタリアの名門チームで働かなかったことを後悔しており、F1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソやルイス・ハミルトンのマシンをデザインする機会がなかったことも残念に思っているという。
F1公式ポッドキャスト“Beyond The Grid”に登場したニューウェイは、フェラーリからのアプローチについて次のように語った。
「フェラーリからは私がインディカーにいた時に(アプローチが)あった。それはおそらくカウントされないが、それから1993年にもあったし、有名なのが2014年だ。1993年のはとても魅力的だった」
「私が話を聞いた時は、ジャン・トッド(当時のフェラーリ・チーム代表)が就任したばかりで、彼がミハエル(シューマッハー)を雇うべきかどうか話していたのを覚えている。それが良いアイデアだったと思うかい?」
ただ、当時再婚したばかりだったニューウェイは、マーチの仕事でイングランドとアメリカを行き来して働いていたことが以前の離婚原因だったため、フェラーリからの誘いを断った。
三度フェラーリがニューウェイにアプローチしてきたのは、1.6リッターハイブリッドターボエンジン時代の幕開けとなった2014年。彼は所属するレッドブルには満足する一方で、当時のパワーユニット(PU)サプライヤーであるルノーの態度に移籍も考えたという。
「2014年にフェラーリと話し合ったのは、単純にフラストレーションからだった」とニューウェイは言う。
「本当は離れたくなかったが、ルノーが競争力のあるターボハイブリッドエンジンを作り出せていない状況にいた」
「1年目にそうなって、『OK、新レギュレーションだからね。誰だってミスはする』といった感じだった」
「私とクリスチャン(ホーナー/チーム代表)、ヘルムート(マルコ/アドバイザー)がカルロス・ゴーン(元ルノーCEO)に会いに行った時、我々は彼に予算を増やすようと働きかけようとした」
「ゴーンの返事は『F1には全く興味がない。F1にいるのは、マーケティング担当者がF1にいるべきだと言うからだ』というものだった。憂鬱な気分にさせられたよ」
そしてニューウェイはハミルトンやアロンソと仕事をする機会を望んでいたと語り、フェラーリに加入しなかったことには感情的な思いがあったとしている。
フェラーリからの誘いを断ったことに後悔はあるか? と尋ねられたニューウェイは次のように答えた。
「感情的にはある程度あるかな」
「でも、例えばフェルナンドやルイスと一緒に仕事ができれば、素晴らしいことになっただろう。でもそうはならなかった。状況の問題で、そういうモノなんだ」
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