ライディング中のトークやナビ音声/音楽の鑑賞など、いまやバイクライフの必需品になりつつあるインカム。日本市場で絶大な人気を誇るサイン・ハウスのB+COM(ビーコム)の最新モデル「SX1」が大阪モーターサイクルショーに展示されていた!
2024年3月15日~17日にインテックス大阪で開催されている大阪モーターサイクルショー。
高品質なインカムやスマホホルダーで知られるサイン・ハウスのブースで、SHOEIのインカムビルトイン機構「SHOEI COMLINK」に対応した「SX1」を発見した!
【 画像ギャラリー 9枚】最新インカム「B+COM SX1」はSHOEIのヘルメットと融合!?【モーターサイクルショー2024/サイン・ハウス】……の写真を見る!
SHOEI COMLINKとは、ヘルメット側にインカム本体やコントローラー、スピーカー、マイクを収めるスペースをあらかじめ設けることで、対応しているインカムであれば非常にスマートに装着できる機構である。現在SHOEI COMLINKを採用しているのはネオテック3とGTエアー3の2モデルだ。
SX1は、そのSHOEI COMLINKに対応したインカムで、ヘルメット後部に取り付ける本体&バッテリーと、左側に集約した操作系、そしてスピーカーおよびマイクがセットになっている。SHOEI COMLINKに対応することでヘルメットとインカムは高レベルで融合し、その一体感はまるでインカムを付けていないかのよう。出っ張りを最小限に抑えたそのスタイルは空力的にも有利で、風切り音も軽減されているはずだ。
SX1は左側の操作部分のサイズが非常に小さくなっているが、B+COMインカムの特徴とも言えるダイヤルタイプのデバイスボタンを採用。これにより、コンパクトな操作エリアながら、B+COMらしい直感的な操作性をキープした。
また操作部分が左側にまとめたのもサイン・ハウスのこだわりで、アクセル/ブレーキを受け持つ右手を使わずにインカムを操作できるようになっているのだ(他ブランドのSHOEI COMLINK対応インカムは右側にもボタンがある)。
機能的には、上位機種のSB6XRとほぼ同等。つまり、数あるインカムの中でも最高レベルの音質と使いやすさを併せ持っている。連続使用時間だけはSB6XRの24時間から20時間になっているが、普通に使う分にはまったく困らないバッテリーの持ちである。
ヘルメットと一体化した高性能インカムのSX1。スタイリッシュなインカムが欲しいなら、これで決まりかも!?
文と写真:太田力也(編集部)
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