ライトエース cr36v 構造変更についてです｡

Question

現在２人乗りなのですがはね上げセカンドシートをつけて構造変更したいです｡
で､
１､純正が通るのは当然として､新型ライトエースのセカンドシートを加工(必要かどうか判らないが)して取り付けた場合に強度計算は必要なのでしょうか？

２､陸運局は何をもって純正と判断するのでしょうか?

３､無加工でつく代替車種ご存知でしたら教えてください｡

補足

キャンピング化などではなくシンプルに５(３)に戻したいのですが｡手元にシートがありません｡ 他車流用など知識があればよろしくお願いします｡

Answer 1

現車を見てないし、私にも規定の覚え間違え、解釈の違いがありますので、間違いや勘違いがあればすいません。

① シートの改造は容易でない

改造どころか、純正無改造のシートであってもシートの取り付け位置が少し変わるだけで審査に通らない事は普通にあります。

いくらシート単体が規定の範囲内で出来た物でも、最低通路幅の規定もあるし、貨物車は荷室の1/2以上が貨物スペースでなければなりませんから、これらを満たす為には純正無改造のシートであろうと何処でも好きな場所に取り付けして良い訳ではありません。

純正シートは元々あった位置に取り付けしてこそ有効な物です。

古い車で長く内部を見ていないので違うかも知れませんが、最低通路幅は割とギリギリ余裕は5ｃｍくらいだったかな？
荷室長もそんなに余裕が無い車だった気がします。

当然そんな車ではちょっと変えただけで規定から外れているのがバレたりする事があります。

例えば純正状態以上に背面が寝ているリクライニング加工が発覚すれば、貨物スペースが足りないので構造等変更審査に通らないケースがあります。

きっちり寸法を守って加工しようと思うと、ちょっと座席の角度を変えただけでダメだと言われるバンは多いので、そこをじっくり見られる審査を通したいのであれば、ろくな加工なんて出来ません。

まあ、検査官が改造に気が付き、そこまで見ているだけヒマであればの話しですので、見落として通る事があったら、次の継続車検で発覚して落とされてもゴネたりしないでください。

また、シートベルトがある場合は取り付け部の強度証明が必要な事がある。

② 純正品かどうかなど見ていないし、純正でならなければならないという決まりなどない

保安基準に適合しているのかだけしか見ていません。
純正品かどうかを検査員が確認する義務などありません。

保安基準については、権利ある著作物である保安基準ハンドブックなどを参照なさってください。

シートの構造や決まりについては今年改定があったので、最新版ハンドブックでも網羅できていない部分がありますので、その部分については整備士振興会か運輸局（陸運支局不可）の予約制相談窓口にてお尋ねください。

多分思っているであろう改造など出来ない事が分かるでしょう。

今回はリアシートですが、運転席なんて今まで古い車では問題なく使えていた、怪しい大陸製のパチモノシートなんて使えない様な決まりに読み取れます。

解釈は人それぞれだと思いますが、著作物の原文をここに転載出来ませんので、ご自身でご覧になり、自己責任でご判断下さい。

③タウンエースバンのシートが流用可能
ノアのシートを流用している人もいましたが、無加工かどうかは覚えていませんし、リートが完全に後ろに倒れるので、荷室の規定問題で本来は車検NGです。

予算に余裕があるのであれば、プロに任せて社外シートに交換しても良いと思います。
オグショーさんなんかではライトエースに社外シートを取り付けして構造変更まで頼めます。
安くても30万はしますけどね。

●要するに無理して純正加工に拘る理由は、3名もの命を載せて走る安全に直結するパーツに対して、5万円でも高いと思うくらいお金がないからですよね。


これを言うと良くないのですが…
構造等変更審査は継続車検に比べるとしっかり車を見ます。

とりあえず純正シートを純正取り付け位置に取り付けして審査を通し、それから加工する事は出来ませんかね？

継続車検だと、荷室内はあんまり詳しくは見ないので多少加工してあっても通る事が多いと思います。

改造してあるシートで事故を起こしても、相手側の車両や搭乗員、物損に対しての任意保険、自賠責保険は適応されます。

しかし、自分や自分の車の搭乗員は絶対保険が適応されるとは限りません。

無理して加工するメリットがあるとは思えませんが…