イーロンマスクって５０代ですが、どうやってテスラのような世界的な車メーカーを作ることができたんですか。

Question

アメリカンドリームってあったけど、アメリカでがむしゃらに働いて夢を掴み取ったイメージがありますが、。

Answer 1

自動車って長年既存のメーカーが牛耳っていましたが、EV化により他社にも道が開けたんですよ。
新たな道だから、誰が先に開拓するかってね。
既存メーカーはシェアがどうなるかも分からないので初めは消極的になる。
で、新興企業を作って開発してシェアを奪おうと、マスクみたいな人が投資を集めて先駆けしたのがテスラだと思うんですよ。
投資家の集まり、投資でテスラは出来ていると思うが企業価値を高く見積り過ぎだと思うな。
今、ちょっとは先行出来ていても、直ぐに既存メーカーも本気になるし、新たなメーカーも進出してくるだろうが、テスラのシェアなんてそうなれば減少に転じるのは当然だと思います。
投資の熱が過熱したバブルにしか見えない。
気付いたらマスクはテスラの株を売り抜けているんじゃないかな。

Answer 2

テスラの工場がある所の近くに住んでいます。
20年ぐらい前、近くの公園のカーニバル（メリーゴーラウンドや観覧車がある）でテスラが試作車の展示会をやっていました。四角い鉄の箱にモーターをのっけた車でした、当時からい一応スポーツカーを目指していたようです、乗った感じは車高の低いスポーツカーでした。社員はせいぜい１０人前後ぐらいと言う感じで、そのころはイーロンマスクは未だ経営に参加していませんでした。
そのあと、ペイパルだったか何かインターネット取引の会社で資産を作ったイーロンマスクが経営に参加しました。そして、イギリスのロータス社のスポーツカーにテスラ製の駆動系を載せた電動スポーツカーを発売しました。ある程度うれました、この辺でも時々見かけました。
それでテスラは、この辺の空き地に工場を作り始めました。そしたら、リーマンショックと言う大不況がアメリカに起こりました、そしてゼネラルモータスが倒産しました。そのあおりで、５－６キロ先にあったGMとトヨタの共同経営していた自動車工場が閉鎖になりました。
それに目をつけたイーロンマスクは、工場建設を中止して、ＧＭトヨタの工場を買う事にしました。このとき彼はトヨタからの出資、工場のある市の援助、を引き出しています。社員の雇用維持が名目だったのですが、イーロンマスクは、持参金と信用付きで、トヨタＧＭの社員、巨大最先端の工場、工場稼働や自動車生産のノウハウを全て手に入れました。「凄い人だと」と私は思いました。そのあとは２－３年してテスラSを販売しはじめ、今のテスラになっています。
彼がテスラで成功した理由、「先見の明があった。自動車業界に入りこむだけの資金力があった。それに加えて、アメリカ経済にとって最悪だったリーマンショックを自分の味方につけるだけの、強運、交渉力があった。」と言う事だと思います。

Answer 3

もともとテスラはマーティン・エバーハードとマーク・ターペニングが立ち上げた企業です。
投資を募るためイーロンマスクに主導してもらい、以後資金集めのため取締役会長に就任します。

まぁマスク本人がものすごい成り上がりなのは間違いないです。
南アフリカ生まれで、学生時代は散々いじめられていました。援助なしで独立しカナダへ移住。親戚の農作業と製材を手伝う過酷な日々を過ごしますが、弟と一緒にクイーンズ大学在学中に実業家とのコネクションを築き、アメリカに移住。奨学金でペンシルベニア大学に入学し経済学と物理学の博士号を取得。家賃のためにナイトクラブを経営していました。
さらに高エネルギー物理学を学ぶためスタンフォード大学へ入学し、自動車用のバッテリー開発を考えましたが、このころインターネットが急速に普及したためネットスケープへの入社に考えを改めました。しかし経歴書を持ち込んだマスクは怖気づいて何もせずに引き返します。
弟と共にオンラインコンテンツ出版ソフトを提供するZip2を立ち上げ、訳も分からないままCEOに就任。結局スタンフォード大学は2日間しか在籍しませんでした。
Zip2はコパック社に買収され、マスクは2,200万ドルをゲット。
後の
PayPalとなるX.com社を共同設立し、1年後にコンフィニティ社と併合。更にeBayに買収され1億8000千ドルを入手。これを資金にスペースX社を設立し、テスラの取締役に就任し現在に至ります。